トラブルレスがウリのFishmanロッドや最新のフラグシップリールでも、
ブレーキセッティングを攻めすぎたり悪条件がいくつも重なると稀になってしまうのが“バックラッシュ”
あっ、これは写真を撮るために、AUX久池井がワザとバックラッシュさせたものです。
写真映えさせるためド派手にバックラッシュさせようとしましたが、
中々バックラッシュせず、改めてタックルの進化を感じました。
しかしながら一旦なってしまうとやっかいなことだけは、今も昔も変わらず。
冬のカサつきかじかんだ指でバックラッシュを解こうとすると、糸がほつれたり指が届かなかったり…。
特にナローorシャロースプール化しつつある軽量コンパクト系のベイトリールなんかは、キャストフィールやトラブルレス性が上がる反面一度バックラッシュしてしまうと細部に指が届きにくく、さらに面倒。
最終手段でサイドプレートを外し、スプールを取り出した時に限って海中やサーフにそれらをポロリしたりと毎年各地で阿鼻叫喚な感じですね。
(えっ…もしかして私だけですか?)
そんな私がこの一年、メチャクチャお世話になってているアイテムが、第一精工の「MCオマツリシャープナー」
https://www.daiichiseiko.com/products/5325/
折り畳み式のフックシャープナーと、絡んだ糸を解くためのニードルが組み合わさったアイテム。
ニードルはステンレス製なので、ズボラな私が一年使ってもサビなどは浮かず、使用時に繊細なPEラインを痛めません。
加えて先端はかなり鋭いので、私は魚をリリースする時のエア抜きにも使ってます。
またフックシャープナーとしてももちろん優秀です。
シャープナー部分が折り畳めてしっかり収納できるので、ウェアや他のギアに擦れてダメージを与える事もなし。
研いだフックのサビが大分映ってますが、シャープナー自体は1年以上使ってもまだまだ現役です。
タイラバやインチクなど、フックの刺さりが特に重要な釣りではもはや手放せません。
コンパクトながら持手があるので、グローブをしてても扱い易いのも高ポイント。
お値段は実売1500円前後と、一般的なシャープナーに比べるとちょっとだけ高めですが、付属のカラビナでベスト等にしっかり取り付けられるので、紛失しにくい印象です。
釣りしてると、いつの間にか無くしてしまうことの多いキーチェーン式のフックシャープナーよりも倍以上長持ちしています。
長く使えるものはそれだけで愛着が湧き、使いこむほど魂が宿る。そんな道具が好きなので、今後もヘビロテしていきたいお気に入りのアイテムです。
■タックル
ロッド:Beams inte7.9UL(フィッシュマン)
リール:ソルティガBJ 100SH(ダイワ )
ライン:ピットブル4 #1.2号、(シマノ )
リーダー:グランドマックスFX #5(シーガー)
ルアー:海士80g(ガイドサービスセブン)
アイテム:MCオマツリシャープナー(第一精工)
アングラー/久池井 明
フィールド:山口県響灘
遊漁船:ドリーマーズハイ