AUX久池井がショアでもオフショアでも”心臓バクバク”で狙ってしまう確変ポイント…それは潮目!
そしてその潮目の中でも、特に狙うべき確変ポイントがあるんです!
SUPはじめは、安定よりも好奇心が勝ったタックルで
緊急事態宣言も明け、2021年のSUPフィッシングはじめ。
例年通り、Beams CRAWLA6.6L+を使うつもりでポイントに入ったものの、いざ準備を始めるとエギング用に積んでいたLOWERがめっちゃ気になる。
『投げられるルアーは少なくなるけど、LOWERでマダイとかマゴチを掛けたらめっちゃ楽しいだろうな~。』
…
『いやいやSUPは今年初釣りなだけに、冒険してボウズは絶対避けたい…ここは間違いないCRAWLAで…』
…
と、思ったんですが、気づいたらBeamsLOWER7.3Lを持ってのエントリー(笑)
好奇心と誘惑に耐えきれませんでした。
もともとCRAWLAで釣る予定だったので、持ってきたジグはLOWERで投げるにはちょっと重め。
その中で最も軽い30g前後のジグでSLJ、スーパーライトジギングをやっていきます。
ロッドのキャストウェイトを超えるので、ボートゲームの要領でブランクス全体でふんわりキャスト!
狙い目は潮目。そのメリットは?
狙っていくポイントは冒頭でもご紹介した”潮目”です。
潮目を狙うメリットとして
という点があると考えています。
経験上マダイ、マゴチなどは上記の条件で非常に美味しい思いをした記憶もたくさんあり、
ここからさらに
が合わさると、相乗効果で釣れる可能性がさらに高い確変ポイントになると考えています。
年末年始での宮崎オオニベチャレンジでも、ヒットポイントは3本とも澄み潮と濁りの境界となる潮目でした。
ショアからの釣りにおいては、潮目に届くか、届かないかが釣果を左右することも少なくないところ。
沖から岸に寄ってくる潮目に対し、誰よりも早くでルアーを届ける勝ちパターン。
そこにFishmanロッドの圧倒的な飛距離がハマった方も、少なくないのではないでしょうか?
いざ!確変ポイントへ向かってキャスト!
今回の釣行では、長い潮目がカーブになっている場所を見つけ、張り出した頂点にピンポイントでルアーが入った直後のHIT!
下へ下へとロッドを、激しく、美しく曲げてくれるナイスファイト!
しなやかに魚をいなしつつも、しっかり浮かせてくれるLOWER。
魚が抵抗すればするほど、ロックサウンドのごとく激しく掻き鳴らされるドラグ。
視覚的にも聴覚的にも最高に興奮させてくれるのが、去年からヘビロテ中のこのタックルの魅力。
そう…これがやりたかったんです!
ファイトを楽しませてくれつつも、危なげなくネットにエスコートしたのは美味しいサイズのマダイ!
サイズは久池井メジャーで40cmあるなし…次からちゃんと測ります。
大きいサイズとは言えませんが、プリップリの見惚れるような美しい桜鯛!
何より一足早く、海の上にて最高に綺麗な桜と星を楽しめたことに大・大・大満足!
カヤック、SUPアングラーの安全装備
また今回の釣行から、ガイドサービスセブンの宮崎船長からアドバイス頂き、カヤックやSUPなど安全装備で最も重要になるフラッグを3mのものに新調しました。
今までの倍近い長さのポールにちょっと心配しましたが、キャストと干渉しない方向に自重でしなってくれるので、安心感だけでなく釣りのしやすさも大幅アップ。
もちろん「これさえつけとけば絶対安心」なんて装備はないので、360度の見張りが何より大事。
ですがアングラーをサポートしてくれる安全装備アップデートも、同じくらい重要と考えます。
今年も楽しく安全に、SUPフィッシングを楽しんで行きたいですね。
【タックルデータ】
ロッド:BeamsLOWER7.3L(フィッシュマン)
リール:HRF PEスペシャル(ダイワ)
ライン:ピットブル4 #1.2号(シマノ)
リーダー:グランドマックスFX #5(シーガー)
ルアー:ナッツジグ(ブリス)+ジグブレード(ガイドサービスセブン)
フィールド:福岡県玄界灘
魚種:マダイ、桜鯛
アングラー:久池井明