初秋のヤマメ釣行

全国的にトラウトの禁漁まで約1ヶ月となりました。
もうそんな時期か…なんて肩を落とす方がたくさんいると思いますが、その禁漁期のおかげで魚達は繁殖期を邪魔されることなく子孫を残すことに頑張れるわけです。
前向きに考えて行きましょう!(笑)

 
さて、話はつい先日の釣行。
お盆前から雨が続き増水、濁りと河川の状況はしばらく悪い状態が続いてました。
しかし、この長雨で水温もグッと下がり秋へ移り変わるのが早いんじゃないかと…。
 
ターゲットは婚姻色の出たヤマメ。
秋になると彼らは綺麗な婚姻色に染まり、普段のパーマークに加え薄っすらと赤く染まりなんとも言えない「映える」魚になります。
そんな個体に会うために竿を出してきました。
 
 
沢は案の定増水して濁りは可視50、60cmといったところ。
川底は見えづらく、遡行には難儀なとこはあるが、水量的には丁度いい感じ。
ヤマメは流れにつくため渇水や緩いプールなどじゃビックリするくらい顔を出しません。
逆に流れが早すぎてルアーなんて動かんだろ!なんていうガンガン瀬でルアーを追ってくるのです(笑)
 
アップクロスでルアーを流し、ダウンに入ったらUの字を描くように丁寧に回収。
こんな感じのアプローチで釣りを展開していきます。
食い気のある個体なら食い波に入ったら簡単に口を使ってくれるのですが、そうじゃない時はわりと高い確率で流れるルアーのすぐ後ろをずっとついて追います。
そこでそのまま足元までルアーを回収しちゃうとプイッと反転…。
デカい個体ほど賢くもう二度と出てきません。
 
そこを我慢してダウンまで流しターンに差し掛かったところでグッ!とティップが持ってかれる…なんかシーバスのドリフトの釣りと似てますね(笑)
この釣りはティップが硬いとどうしてもバイトを弾きやすく、Beams blancsierra3.9UL Limitedのグラスティップは、それを最小限に抑えてくれるのに一役かっているのです。
 
 
釣れてくれたヤマメは薄っすらと赤化粧をして秋の訪れを感じさせてくれる一尾でした。
ヤマメ

ヤマメ
あと何回沢に立つことできるか分かりませんが、またチャンスがあればあのヤマメに会いに来たいと思いフィールドを後にしました。
 
 
【タックルデータ】
ロッド:Beams blancsierra3.9UL LIMITED(Fishman)
リール:STEEZ AIR TW(DAIWA)
ライン:FishmanPE 0.6号プロト(Fishman)
ルアー:RX48MDF(Ray Tune)
フィールド:新潟県
魚種:ヤマメ
アングラー:松野直人

【着用アイテム】
帽子:刺繍キャップ(Fishman)
https://fishman.shop-pro.jp/?pid=156449663
 
 

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