今年のFishmanはロッドにウェアにバッグにキャップに、
ああもう、とにかく新製品ラッシュ!!
スタッフである自分も『今年の新製品を全て述べよ』と言われたら、両手の指を使って数えながら思い出さないと言えないくらい、新製品が多い(笑)
そんな中、もちろん目立つのはFishmanの本職であるロッド!
今年もたくさんの人達がFishmanロッドを購入し喜んでくれている。
そ こ で !
ワタクシの個人的な意見ですが、Fishmanロッドを手に入れたら最初に
・必ずやって貰いたいこと
・覚えておいて欲しいこと
があります。
難しい話ではありません。
スマホやゲーム機の初期設定、調理器具のシーズニングみたいなもんです。
Fishmanロッドが届いた!まず最初に…。
まずは、Fishmanダンボール!
Fishmanのオンラインストアで買うとコイツに入って届きます。
釣具屋さんで買った場合は付いてきません。
ちなみにFishmanオフィスと各スタッフ間でプロトロッドを送ってもらったり送り返したりする際にも使われてます。
今回のように支給して頂く際にもこの箱で届きます。
なのでワタクシの部屋のタンスの上はこのダンボールがぎっしり(笑)
何度届いてもダンボールを開ける際にはワクワクが止まりません♪
で、コイツを開けると、竿袋に入ったロッドとご対面。
竿袋に縫いつけてあるこのベルトは…
手が滑ったり、ロッドが深く挿さり過ぎて抜けなくなった時にロッドに巻き付けて引っ張るとあっさり抜ける便利アイテムでもあります♪
次に内側にある謎のポケット。
中には保証書が入ってます。
絶対に無くさないでね!!!
そして竿袋からロッドを出したら、コルク部についているフィルム。
こんなもん、すぐに破いて捨てちまいましょう!!
たまに「汚したくない」と思ってるのか、これを着けたまま使ってる人がいます。
が!こんなの着けたまま釣りしてても個人的には『百害あって、一利なし!』
なぜならツルツル滑って握りづらいだけでなく、水がフィルムの内側に入り込み、その部分だけスポット的に汚れたりカビたりします。
大事にしてるつもりが実は逆効果ですぞ!
使うのであればフィルムなんてすぐに破いて捨てちゃおう!
まず最初に継ぎ目の確認を
ここからが重要。
継ぎ目の確認!!
まずはロッドを挿し込み、挿さり具合を確認します。
このくらいから、
このくらいが
正常範囲かな。
トラブル回避のために、フェルールワックスを!
次に、接続部分が抜けにくくなるように処置を施していきます。
使うのは複数のメーカーさんから販売されている、『フェルールワックス』。
これを塗っておけば、接続部分を保護出来るのと、挿し込み過ぎて抜けなくなるトラブルを回避出来ます。
Fishmanブログでも説明されています。
詳しい使い方はこちらでも。
ちなみに自分は、仏壇のロウソクを代用してます(笑)
これでも接続部分を保護出来ますし、釣りの最中のロッドの緩み防止になります。
フェルールワックス、ロウソク共に、やり方は簡単。
まず、接続部分の1番上の部分。赤線の部分ですね。
この赤線の部分を覚えておきましょう。
赤線の部分に対し、黄色い丸の範囲にロウソクを一周塗っていきます。
ロッドに対し、縦にゴシゴシと塗りたくっていきます。
塗り終えたら、ドライヤーで温めてロウを溶かす。
ロッドの破損防止のため、熱しすぎないように必ずドライヤーとロッドは一定の距離を離した状態で温めること!!
ロウが溶けたら冷めるまで少し置いておく。
この時、ロッド自体も温まってしまっているため、冷ましてから接続しないと折れやすいので必ず冷ましてから行って下さい。
急な温度変化でも折れやすいため、水をかけて冷ますのはNG!
この工程を継ぎ目1ヶ所に対して2〜3回行えばOK。
効果は永久に続くわけではないので、年に1〜2回やっておくと良いでしょう。
さて、継ぎ目のセッティングを終えたらこれで初期設定は終了。
接続してリールを着けてみましょう。
いよいよリールを着けてみる
う〜ん…カッコイイ!!
このまま数分間、眺めて愛でてあげて下さい。
だんだんと愛着が湧いて来ます❤️(笑)
ここからはどんどん使い込んでいって下さい。
どんなドラマが待っているかはアナタ次第。
きっと楽しい思い出をたくさん刻んでいくことになるでしょう!
皆さんが思い出に残る魚と出会えることを、Fishmanスタッフ一同、願っております♪
極稀に存在する不具合品について
申し訳ないのですが、稀に接続不具合品が混ざってしまいます。
こんな具合や
こんな挿さり具合の物です。
これらをそのまま使ってると間違いなく折れます。
これはメーカー側の検品ミスです。
全て手作業で1本1本検品しているので、極稀にではありますが出てくる場合があります。
その際は大変申し訳ないのですが、すぐにFishmanまでご連絡ください。
なお、使用してしまうと初期不良として交換できなくなる場合がございますので、ご使用前に必ずご確認下さい。