2021年もアオリイカ狙いのベイトエギングに挑戦してきたAUX久池井です。
初戦は春先のデカイカシーズン。
「イカよりエギンガーの方が多いんじゃないか?」というエギング激戦区、福岡県。
県内有数のエギングポイントに入りましたが、その分釣り人の数も中々。
ライバルが多すぎて、釣れるかどうかはもはや”くじ引き”状態に思えてくる状況です(笑)。
ランガンできるなら居着きの個体も狙えそうですが、前述の人の多さから早々に諦め。
ポイントの中でも一番潮通しの良い場所を、絶えず投げ続け死守しながら、回遊待ちに全てを賭けます。
周りがスピニングタックルオンリーな中、「もしかしたら、一人勝ちできるんじゃないか?」と思わせてくれるのは、まだまだマイノリティーなベイトエギングならでは。
絶妙なブレーキを効かせつつ、エギが回転せずに飛距離も伸びる”ベイトタックル特有のキャストの楽しさ”を頼りにモチベーションを保ち、6時間ほどエギをローテーションしたり、流す角度を変えながらキャストし続け、辺りが暗くなってきた夕マズメ。
エギをシャクリ上げ着底~ステイさせていると、ラインに伝わるモゾ付いた感覚。
間髪入れずアワセてロッドを立てつつ、しっかりと曲げこみます。
「イカには間違いないけど、このアタリ方と引きは”アレ”かな~?」
と、ロッドを曲げつつも比較的強引に寄せて、ライトで照らし出された2021年初イカは”コウイカ”。
水含みで1kgは確実にありましたが、カンナの掛かりも良さそうだったので、7.10LHTSのバットを使って問題なく抜き上げられました。
今年から様々な釣りにてテスト中のBeamsXpan7.10LHTS(プロト)は、抵抗が重めのエギでもしっかり跳ね上げてくれるハリと力強さに、感度の良さも相まってエギングにおいても好感触。
今回はしませんでしたが、ドラグを緩めればラインを通したまま短く仕舞えるテレスコロッドなので、ランガンでの機動性も抜群です。
先ほどはコウイカといえど、お土産には充分良いサイズ。
激戦区では満足して即帰っても良い釣果ですが、このままでは終われません!
その後も粘りに粘り、待ちに待って狙いすました潮止まり直前のタイミングに。
ここぞとばかりにラトルエギをキャストし、基本通り着底とシャクリ上げを繰り返すアクション。
エギをしゃくりあげた後のフォールで着底直前に明確にラインを持っていくアタリに、半ば反射に近いフッキングが…決まる!
直後、お腹に響く重量感と、710LHTSの強いバットを気持ちよく曲げてくれるロケットダッシュ。
「よしっ、キロは確定。しかもこの引きはアオリイカでしょ!」と、気持ち慎重にファイトし、引きずり出したるは…
横綱級のモ・ン・ゴ・ウ・イ・カ(笑)
余裕でキロオーバー!
“アオなんとかイカ”を忘れてる気がしますが、大満足の一杯(笑)
周りを見渡してもその日釣れたのは私だけ…前言通りの一人勝ち、しかし勝ちきれないorz
そんな2021年ベイトエギングスタートになりました。
帰宅してからは、美味し楽しい反省会。
コウイカはお刺身や炙りもあっさりしていて美味しいですが、やっぱりホットメニューが鉄板ですね。
【タックルデータ】
ロッド:Beams Xpan7.10LHTSプロト(Fishman)
リール:HRF PEスペシャル8.1L(DAIWA)
ライン:PITBULL4 0.5号(SHIMANO)
リーダー:グランドマックスFX 1.75号 (seager)
ルアー:EZ-Qキャスト喰わせラトル3.5号(DUEL)
エメラルダスラトル3.5号(DAIWA)
フィールド:福岡県
魚種:コウイカ、モンゴウイカ
アングラー:久池井明
【着用アイテム】
帽子:アミュレットフィッシュ撥水サファリハット(Fishman)
アパレル:防虫クイックドライパーカー(Fishman)
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マスク:アミュレットマスク
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