今回のテーマは2021年メモリアルフィッシュ。
お魚自体に順位をつけるのは個人的にあまり好きじゃないので、今回はそこに至るまでのドラマに焦点を当てて、3つ選んでみました。
ラストチャンス!尖らせに尖らせたメソッドで掴んだマダイ
Fishmanユーザーの方からお聴きした話がもとで興味を持ったのが、inte7.9ULを使ったタイラバ。
渋い状況の中での、沖上がり15分前のラスト流し。
タイラバでバイトが集中する投入~着底から2回目までの巻き上げに集中するため、3回目以降のフォールは切り捨てて回収。
そのかわり中層が終わるまでしっかり巻く。
タイラバではどちらかと言えば一般的ではない、エクストラハイギアのリールを合わせたのも回収速度を上げるため。
名付けてハイスピードタイラバ。
「タイラバはローギア」という通説とは逆を行く、尖らせに尖らせたメソッドでしたが、ラストチャンスで遂にバイト!
簡単には振り向いてくれないターゲットに、試行錯誤を繰り返し、それがハマったときの快感。
まさに釣りの醍醐味を味合わせてくれたマダイでした。
【タックルデータ】
ロッド:Beams inte7.9UL(Fishman)
リール:HRF PEスペシャル(DAIWA)
ライン:ピットブル4 #0.8号(SHIMANO)
リーダー:グランドマックスFX #3(シーガー)
ルアー:セブンスライド100g(ガイドサービスセブン)
詳細はこちらの記事で
今年もベイトエギングで出会えた、キロオーバーのアオリイカ
壱岐アオリイカ解禁日の遠征も2021年で4年目。
例年LOWERで挑んでいたベイトエギングですが、2021年はテスト中の7.10LHTSで挑戦。
ラインを通したまま素早く畳めるのでランガンはもちろん、ロッドを持ったままだと入りにくいポイントへのエントリーも、より簡単になりました。
今回入ったポイントは、テレスコじゃないと行き来しづらい石堤防脇の、人一人が立てる小さな岩の上。
その上に立ちながら地合いを狙ってキャストを繰り返し、潮が止まるか否かの狙いすましたタイミング。
わずかにモゾ付いたアタリをロッドがしっかり伝えてくれ、遂にフッキング!
夏イカ特有の元気のある勢いのある強い引きで、7.10LHTSを綺麗に曲げつつ堪能し、今年も出会えたキロオーバーのアオリイカ。
ベイトエギングであることはもちろん、特にプロトロッドの利点を最大限活かして獲れた、忘れられない一杯でした。
【タックルデータ】
ロッド:Beams Xpan7.10LHTS※プロト(Fishman)
リール:HRF PEスペシャル(DAIWA)
ライン:ピットブル4 #0.5号(SHIMANO)
リーダー:グランドマックスFX #1.75号(シーガー)
ルアー:イージーQ® キャスト 喰わせ ラトル3.5号(DUEL)
最高の2021年をスタートさせてくれたオオニベ
3年目となる宮崎オオニベチャレンジ。
前シーズン1月2月と通い詰めるも、遂に届かなかったショアからのオオニベ。
年末に中ニベを経て、さらに一日粘って漸くオオニベに届いたものの、チャンスがあるなら更に挑戦したいのはアングラーの性。
ロッドはオオニベ相手に絶大な信頼を寄せているマリノ106MH。
トラブルレス優先で強めにブレーキをかけても、必要十分以上の飛距離をコンスタントに出せるのが強み。
魚と真正面からファイトできるパワーもあるので、隣のアングラーとの距離が近くなりがちな年末年始のハイシーズンにピッタリな一本。
リールはロマン最優先で、KENさんからのクリスマスプレゼントのリョウガシュラプネル(笑)
どうしても、このリールで釣りたかったんです…
そうしてお邪魔していた宮崎県で、緊急事態宣言発令の1日前。
“マジで釣れない魚”相手に”憧れたタックルで”ロマンを追い求め、ラストチャンスで掴んだ2021ファーストフィッシュ…。
絶対に忘れられないドラマを連れてきてくれた、オオニベに只々感無量でした。
【タックルデータ】
ロッド:BRIST MARINO 106MH(フィッシュマン)
リール:リョウガ シュラプネル C3000H(ダイワ)
ライン:ピットブル4 #2号(シマノ)300m+150m
リーダー:グランドマックスFX #8(シーガー)
ルアー:撃投ジグ レベル 40g
詳細はこちらの記事で
最後に
振り返ってみると、我ながらヘンな釣りばっかりやっていた2021年(笑)
2022年も良いドラマに出会えるよう、色々な釣りにチャレンジして行きたいですね。
魚種:マダイ、アオリイカ、オオニベ
アングラー:久池井明
Beams inte7.9UL
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