振り返る2021年、
濁流の清流でビッグベイトでドーン!
て釣りが出来、渋い秋でも結果が出せた。
その事でほっとした西村は、
なんかいっつも釣れなくても呑気だったのです。
そのうちまた釣れるだろwてな緩い気持ち、
無欲が次の魚を呼び込んだ。
21年と言う年は異常でした。
例年なら夏終わりには汽水域に入るはずのサヨリが、
もう全く全然居なかった。
この秋前のサヨリを食っていたシーバスが、
普段ならそのまま居着く。
そして下流まで淡水清流と言う地元河川の特徴とも言える、
潮付き落ち鮎パターンへ変化する。
なのにサヨリが居ねぇ…ついでにシーバスも居ねぇ…
奴ら一体どこへ行っただ!
と、一時魚を見失っていたのです。
自信を無くしていたところに前回ブログの一匹で、
やっと自分の釣りを取り戻したのです。
前回ブログ→http://fishmanrod.com/220120_nishimura
雨雲レーダーを見ていたら、川の上流、
山岳で結構な雨量があったみたいだ。
ちょっと川の様子見てくる!
と家のもんに伝えて向かったのは、 家の裏w
川のすぐそばに住んでいるので、
ここまで情報にリニアな釣りが出来る。
これがにしにしの強みです。
川面を眺めていると、着いた時は穏やかだった水面が、
徐々に落ち葉が流れ始め、流量も強くなってきた。
それに刺激されたのか、落ち鮎のあの
『パシャーンパシャーン!』が始まった。
ついでにシーバスのあの
『バッコーン!』も始まった!
でかいベイトを水面で食べてる時の、あの破裂音。
その音を聞き比べ、エリア内で一番でかい音を出す魚を狙う。
ランカーシーバスはこんな時、あんまり動かないもんです。
泳いで小魚を探すより、流れてくるのを待ってたほうが効率的だから。
今日イチ激しい捕食音を炸裂させたのは、
川の真ん中あたりの奴だ。
あそこは確か、前の水害で流木が沈してるとこだ。
そこに着いたんだな~…
と、ここでやっとタックル選び。
よし、クローラ83で行こう、強すぎるロッドじゃ、
フッキング直後に大暴れして流木に喰われる。
しなっと緩く掛けて、ユルーっと抜こう。
前回の捕食音から数分、
カゲロウ124Fを投げ、水面皮一枚だけ入れて
狙いの流木の真上をドリフトさせる。
そして停める。水面に波紋を出してルアーの背中が浮く。
次の瞬間、上がる水柱!
そしてフッキングしない!
やわっとロッドをスイングさせて、
魚がルアーを咥えているだけの状態にして、
そのままやんわりと流木から遠ざけ、
そしてやっとここでスウィープフッキング。
ドリフト特化の細糸で障害物を狙う為の小技が効き、
そいつがエラ洗いを始めたのはオープンエリア。
これなら余裕でファイト出来る。
しなやかに、柳の枝や竹竿のように、
魚にブランクスをまとわりつかせるようなやり取りの末にキャッチしたのは、
傷一つない銀ピカゴンブトシーバス。
あまりに重いので、水揚げは極力したくない。
どうせ自分が水中に立ってるんですし、
魚体を大事に扱いたいのでこんな写真。
だけどこれで良いのです、
思い通りの釣りが出来たのだから。
【タックルデータ】
ロッド:Beams CRAWLA8.3L+(Fishman)
リール:クロナークMGL151HG(シマノ)
ライン:FishmanPE1.2号※プロトモデル(Fishman)
リーダー:フロロ25lb
ルアー:カゲロウ124F(メガバス)
フィールド:新潟県
魚種:シーバス
アングラー:西村均
【着用アイテム】
帽子:アミュレットフィッシュ メッシュサンバイザー (オフィシャル通販限定カラー ベージュ)
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ポーチ:Fishmanカメラポーチ(Fishman)
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