今回はゴツゴツしたロックショア(磯)からの青物をターゲットに、あの手この手を使いブリクラスをキャッチした時の事を書こうと思います。
この時の潮は中潮、朝マズメ(午前6時頃)からのスタートでした。
真冬にもかかわらずポカポカ陽気の釣り日和。
ベイトや魚の情報も乏しく手探りでの釣行。
ポイントにつき釣りをする準備をしていると、何やら海が騒がしい!
急ピッチで準備を済ませ、興奮した頭を一旦落ち着かえせワクワクしながら立ち位置を決めて、小魚がバシャバシャ逃げ回ってる流れの流心を目掛けパイロットにmarujinのミノーGAMADAS135をキャスト!
高活性なのか魚体全てを水面から出してボイルしている大真鯛、それもデカい!
目測で80cmをゆうに超えてるくらいの姿が見えていた為アドレナリンもMAXの中、着いて早々に数投で魚をヒット!
物凄いファイトでドラグをガンガンに出して流れに乗り走る。
沖にはシモリ(荒い根や瀬)がガンガンにあるポイント。
あまりドラグを出せずパワーファイトに持ち込みながらのファイト。
9.9Hのロッドパワーで寄せては走られを繰り返し、ファイトをしてると突然手元に抜ける感触が。
無念のフックアウト。
ルアーを回収しフックを確認すると、4番フックがフロントからテールまで伸ばされてる。
強引なファイトを強いられるようなポイントだった為、仕方なかったと言えば仕方ないのですが、目に見えるとこまで魚を寄せていた為本当にショックでした。
ですが、ラインブレイクでのバラシじゃなかったのがせめてもの救い。
ラインブレイクでバラしていたら、魚にルアーを残してのバラしなので魚に物凄い悪い。
ですがやはり、最高のファイトをしてくれた魚だっただけに「キャッチ出来ていたら・・・」と物凄いショックで、しばらく次のキャストができませんでした(笑)。
そして魚が海の中で暴れに暴れた為、そのポイントはベイトの気配も無くなり魚の気配が無くなった為、そこからは足で稼ぐランガンに切り替え気になる所を片っ端からキャストして回り、しばらくバラしたポイントを休ませていました。
そんなこんなで数時間ポイントを休ませて、どうしても気になってたので入り直したのですがそれが大正解でした。
まずはプロトのシンキングペンシルをキャストしてただ巻きで数投し、次に、キャストしてリールの早巻きで表層をスキッピングさせて数投、魚の気配はありませんでした。
そして次にキャストしてリフト&フォールを数投、テンションフォールでルアーをヒラヒラ落とすイメージで流してると、手元にドンッ!っと強い衝撃と共に重量感伝わるバイトが!
これには思わず、よっしゃ!っと声が出る始末(笑)
手元には青物特有の顔を振る感触が伝わり。
物凄いファイトで元気いっぱいに暴れてくれます。
ここで9.9Hの本領発揮。
ガンガンに走られるとブレイクするのは分かってるので、上手くロッドで魚を誘導させ根ズレしない所まで慎重にファイトを繰り返し、魚が疲れてきたってタイミングで一気にランディングしました。
今回は保存できるようなクーラーボックスなど持って来ておらず、普段からキャッチアンドリリースを心がけていることもあり、急いでメジャーで測り、ウェイトを測りバタバタと写真を撮り、元気なままリリースできました。
計測の結果90オーバーの8キロ弱と言うナイスサイズの青物でした。
こんないいサイズの急なバイトにも対応できるのが、9.9Hのいい所だと思います。
今後9.9Hのインプレを色々と書いて行こうと思ってますので、楽しみにして貰えると嬉しいです。
【タックルデータ】
ロッド:BRIST MARINO9.9Hプロト(Fishman)
リール:REVOBEAST(Abu Garcia)
ライン :RootsX8 3号(GOSEN)
リーダー:RooTs FCLEADER35lb(GOSEN)
ルアー:シンキングペンシル プロト(marujin)
フィールド:熊本県 天草
魚種:ブリ
アングラー:島内聖隆
【着用アイテム】
ポーチ:Fishmanカメラポーチ(Fishman)
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グローブ:3フィンガーレス冬用グローブ(Fishman)
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