終わりから始まる。4.8とともに春を待つ

こんにちは。テスターの山田です。

早いもので渓流解禁期間も残すところ後わずか。今年も沢山の素晴らしい「出逢い」と「感動」を与えてくれました。

そして出逢いと言えば、今年発売になった「Beams Blancsierra 4.8UL」と言うロッド。ハイシーズンに振る事こそ叶いませんでしたが、それでこそ解る、とても高い完成度。

オーバーヘッド、サイドキャスト、フリップ…全てのキャストを自由自在に操れるが故に、プレッシャーの高い本州渓流、しかもシーズン後半のスレスレ沢において、一段低い位置から姿を見せずに遠距離からのピンポイントキャストする。その優位性はとても武器になりました。私の腕でも、10m以上離れた場所からのピンポイントキャストが可能でしたから。

特筆すべきはやはりそのブランクス。全体にシャープな印象のブランクスになっており、アップクロスからのトゥイッチでシッカリとした“メリハリ”を付けることが容易です。

また、張りのあるミッドからバットセクションは、ルアーを高速で射出してくれる為に、今までよりも軽い力で鋭くピンポイントを射抜いてくれます。そして、硬いだけではない、ソフトなティップは、この時期の触るだけのチェイスもシッカリと絡め取ってくれました。

もう1つ。今回から採用されたリールシートの恩恵も素晴らしく、先日も5時間撃ち上がってきましたが、確かに疲労感は従来モデルより少なかった感じがします。まあコレが、トータルバランスの勝利…と言うものなのでしょうか。

中流本流から、支流、最上流までこれ一本で釣り上がって行ける汎用性の高さは、ベテランの方々のみならず、渓流ベイトタックルデビューの最初の一本としても良いのではないかと感じます。

この超ハイスペックギミックてんこ盛りロッドがナント3万円台ですか…。ケンさん、こりゃやってしまいましたね…w

年々人気の高まる渓流ベイトですが、このロッドは来シーズンも各地で大暴れしてくれる事は間違いないでしょうね!

今年も終盤の渓流ですが、ここからまた始まっていくのです。魚達が健やかに育ち、来年も元気に我々を迎えてくれる事を心から願います。

今年もありがとう!4.8と共に、春を待っています!

【タックルデータ】
ロッド:Beams Blancsierra 4.8UL(Fishman)
リール:silver creek(Daiwa)
ライン:super fire line 0.5(#Berkeley)
リーダー: R18FLUORO LTD4lb (Seaguar)
ルアー:蝦夷(ito craft)/Dコンタクト(Smith)
フィールド:福井県
魚種:山女 岩魚
アングラー:山田 大輔

Beams blancsierra4.8UL


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