【修理担当のヨモヤマ話】そのロッドは美しいですか?ガイドのサビを10分でキレイに!「簡単サビ落とし術」

皆さまこんにちは! 連投失礼いたします、修理担当の榎本です。

…突然ですが「そのロッドは美しいですか?」

この時期、初釣りに行かれる方も多いのではないかと。キレイなロッドで釣りをすれば、モチベーションは上がって集中力は持続、冬の貴重な1匹に出会える…はず!

というわけで今日の小ネタは、スグに真似できるとても簡単なガイドのサビ落としをご紹介します!

ガイドのサビ

海で使用後、釣行後に車内に放置、そのまま洗わないで置いたりすると簡単にサビが出てしまうガイド。使用後きちんと流水で流しても、洗っても、釣竿とは曲がるものですので、どうしてもエポキシの隙間に塩が入りこんでしまい内側からサビることもあります。

もちろんガイドフットにサビが浮いたからと言って、ロッドが折れたり、ガイドが吹っ飛んだり…釣りをする上で致命的なダメージになることはほとんどありません。

だけど、やっぱり見た目が気になる。お気に入りの1本だったのに…と、所有者へのダメージも大きい。これ、ちょっとした手間をかけてあげるだけでスグにピカピカになるんです。それでは早速やり方をご紹介!

必要なもの

・ティッシュ/汚れてもいい布
・ホームセンターなどに売っている「サビ落とし」
※10分程度付け置きすることもあるので、その場に留まってくれるムースタイプがとても使いやすいです

やり方

1、水洗いをする
まずは水洗いから。使用後にぬるま湯でサッと洗い流します。その後、布などでふき取ってあげます。

2、気になる所へ噴霧
乾燥したら、サビが気なるところに「サビ落とし」をブシュ。

3、放置
10分程度放置します。使用する薬剤にもよりますが、今回のケースではサビが化学変化して紫色になって浮いてきているのがわかります。

4、仕上げ
最後にティッシュでサッと泡をふき取ってあげてください。

と、このようにエポキシの中にまで達していたサビが一回である程度落ちます。パッと見サビていなくても、泡を多めにかけることでガイドリングとフレームの隙間からサビが浮いてきたりするので、地味な作業ですが中々楽しいし、何気に気持ちいいんです。

これから初釣りに行かれる方も、そうでない方も、ピカピカのガイドで気持ちいい釣りを!

なお、今回紹介させて頂いた方法は一例です。あくまで参考程度としていただき、メンテナンス自体は自己責任でお願いいたします。