みなさんお久しぶりです! 広島のほせおです!
さてさて…2022年も終わりを迎え2023年へ。バタバタな年の瀬を終え新年を迎えたならばやる事は1つですね
「高知遠征」
今年の運勢を高めるためにも新年1発目は聖地高知へ行くしかないでしょう釣り人ならば。
意気揚々と高知へと行ったはいいが今年の年始は潮が悪い!笑
あんまり釣れる気はしないものの、久々に釣り仲間と行く遠征に気分は最高でした。
今回選んだタックルはBRIST comodo 7.5HにアンタレスDCMD。基本的に現状が分からない遠征に持ち込むのにはこのロッドにバーサタイル性の高いリールの組み合わせ。数あるfishmanロッドの中でもヘビーバーサタイル性が高いロッドの為、様々なシチュエーションに答えれるこのロッドは大物狙いの遠征にピッタリなわけです。決して自身監修のロッドだからとこのロッドを選んだわけではありません笑
現地についたタイミングは若潮の上げ3分。まあ潮が動かない笑
ポイント付近で見かけたベイトは、コノシロ、ボラ、サッパ、イナッコ、マイクロベイトと盛りだくさん!流石高知ベイトも魚影が桁違い
10g前後の小さなルアーから6ozのビッグベイトまで一通り投げてみるももちろんノーバイト。これぞアカメ笑
水面を観察しているとボラとコノシロが同じくらいの比率でいるのを確認、他のベイトよりこの2つのベイトが多くみえる(実際にはマイクロベイトも多かったのだがこれにはシーバスがやたらとボイルしてたのでアカメはついてないだろうと判断)
ボラが入るタイミングとコノシロが入るタイミングも絶妙に違う。様々なベイトが混合している場合コノシロが人気の場合が多いので、ここは賭けでコノシロパターンを貫き通してみることに(たぶんコノシロって美味いんだと思う)
潮止まりかのように静かな水面、そこにほんの少し水が動きだすタイミングでドリフトさせたビビットクルーズが明暗に吸い込まれていく。絶妙なU字を描くまさにセオリー通りの攻め方。まあ釣れんやろ、と油断してたら
「ガツ!ガツン!!」
え、なんか来た。
そこからの暴力的な引き! そしてド派手なエラ洗い!!
アカメや!!しかもデカい!
水面からドデカい魚体を出し跳ねまくるアカメ。かっちょいい…笑
すると先輩が「やばいよ!止めんと!そこ橋脚あるよ!」橋脚がすぐそこにあったのをすっかり忘れてた! まさか到着初日に呆気なくアカメがかかると思ってなかったのでテンパる笑 咄嗟にスプールを抑え橋脚に突撃するアカメを止める!
そこからが7.5Hの真骨頂、この竿軽めのルアーも投げれるので柔らかく思えるがそれはティップ部分、バッドパワーは実はかなり強い竿です。竿で耐え引き剥がし近くに寄せる。
ズリズリという嫌な感触、これはたぶん丸呑みだ…。アカメの歯は強烈なため100lbフロロと言えども安心はできない、そしてラインはPEの3号でこっちのほうが不安(5号を巻いてきてたリールはなんと壊れてて使い物にならなかった)
突っ込みは竿で追従し浮かす時は竿の粘りでジワジワと。そして…仲間が無事キャッチしてくれた!!
サイズは110cm。体高のあるアカメでした。フロロ100lbリーダーはズタボロ。
すぐにストリンガーに繋いで蘇生、そして元気を取り戻してから写真撮影をさせてもらいます。
リリース時はしっかり平衡感覚を戻してもらいリリース(アカメは比較的頑丈な魚だけどなるべく丁寧に労わって遊んでくれたことに感謝をしきちんとしたリリースを心がけてください)
今年もアカメに会えて良かった。2023年幸先良いぜ!!!
【タックルデータ】
ロッド:BRIST comodo7.5H(Fishman)
リール:アンタレスDCMD(SHIMANO)
ライン: X4PRO ロックショア3号(デュエル)
リーダー:ショックリーダーフロロ100lb(バリバス)
ルアー :ビビットクルーズ170SW(フィッシュアロー)
フィールド:高知県
魚種:アカメ
アングラー:山﨑純典