わずか数百m沖に出るだけでも、こんなにも世界が広がっているとは思ってもみなかった。
五感を研ぎ澄まし縦横無尽に大海原に漕ぎ出して、自分でポイントを探し出して魚を釣る。今まで届かなかったエリアに向かうことができるようになり、魚との距離は格段に近くなった。時には思わぬ大物に出会うことも…。そんな贅沢でわがままな釣りを実現できるのが「カヤックフィッシング」の最大の魅力だと思います。
そこで今回は、春を迎えこれからエントリーしやすくなるカヤックフィッシングをより身近に。また、カヤックフィッシングに適したフィッシュマンロッドは?タックルセッティングは?…など、これから始めたい方に簡単により敷居が下がれば…という想いでまとめてみたいと思います。
単刀直入に言うと、カヤックフィッシングに最適なフィッシュマンロッドは「BC4 510」シリーズ!カヤック専用機なのでは?と錯覚するほどの必要なギミック全てが詰まっています。
まず、とにかくカヤックフィッシングにおけるトラブルシューティングに長けています。510レングスはティップ部が絡んだトラブルもちょうど手を伸ばせば届く短さ。これができるとできないのは雲泥の差。地味なストレスで、無理すると最悪タックル一式落としてしまう事態もありえます。かといってファイト時は、カヤック艇のバウ(船首)を交わせる絶妙な長さ。取り回しもさる事ながら、バット部の余力を残しながらアングラーの近くから曲がるのでカヤック艇のバランスも安定します。
現行モデルのBC4 510シリーズを、皆さんの狙うフィールドの対象魚・使用するルアーウエイトにロッドパワー表記合わせて頂くだけで成立。「激しく曲がるが剛竿」がフルサポートします。またバーサタイル性もフィッシュマンロッドの特長なので、例えばトップウォーターゲームを展開しつつ、ミノーのジャーキングで喰わせる!ジギングで底物を狙う!…などなど可能性は無限大。オカッパリから狙えない対象魚まで網羅したルアータックルセレクトもいいですよね。
カヤックフィッシングでは想定外のメモリアルフィッシュに出会うことも“あるある”です。ワンランク上のオーバースペックタックルも積載する事をオススメします。
夢のターゲットを求めて夢の大海原に。今年は一歩、二歩踏み込んでカヤックフィッシングにエントリーしてみてはいかがですか?その際はBC4 510シリーズがフルサポートしてくれますよ!
※最後に安全面ですが、その日の海況、パドリング技術、経験値で、無理のない範囲で楽しんで頂けたらと思います。オカッパリの届かないエリアに届くようになる…くらいのアドバンテージだけでも確実に世界観は広がります。勘違いしてはいけないのは、カヤックに乗ったからといって、プレジャーボートや遊漁船と同じ土俵に立てるという訳ではないということ。感覚的には、万が一天候が急変した場合や、艇の不備が起きてしまったときに自力で帰れる距離がカヤックフィッシングの射程距離である。と自分は考えています。
それでは皆さんのフィールドで、安全かつ楽しいカヤックフィッシングライフを。
【タックルデータ】
ロッド: BC4 5.10L/LH/MXH/H/XH(Fishman)
リール:ジリオンTW HD(ダイワ)/レボビースト40-HS(アブガルシア)
ライン: UVF PEデュラセンサー×4+Si2 2・2.5・3号(ダイワ)
リーダー: ディーフロン船ハリス 12号(ダイワ)/耐摩耗ショックリーダー 80lb(山豊テグス)
ルアー: レンジバイブ 80ES(バスデイ)/HARDCORE CRANK 4+ 75F(デュエル)/スロースキップFB/フレック(ディープライナー)
フィールド:沖縄県
魚種:ハマフエフキ/スジアラ/ロウニンアジ/オニヒラアジ/シロクラベラ
アングラー:謝花 和也
BC4 5.10L
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