ハイサイ♪沖縄の照屋です!
観光立県の沖縄。家族・友達との旅行や釣りの遠征など、県外から日々多数の方々がお越しになります。沖縄ではどんな魚が釣れるの?釣り方、タックルは? 釣り目的の旅行ではないけど、せっかく沖縄まで来たんだから少しでも釣りがしたい!と思うアングラーも多いのでは。
そんな方々にお役に立てればと思い、10年以上ライトゲームからオフショアまで幅広く沖縄のチャンプルーフィッシングを楽しんでいる沖縄生まれ沖縄育ち、陽気なやつはいちゃりばちょーでーの照屋がご紹介する新コーナー「沖縄旅釣りのススメ」!第一回目は、空いた少しの時間・移動の合間などにも楽しんで頂ける沖縄の河川ライトゲームについてご紹介していきます!
沖縄の河川ライトゲーム
沖縄には何十もの小規模河川が流れており、移動の際のメイン道路は高速道路以外は西海岸・東海岸の海沿いがほとんどで、移動中に数々の小規模河川を目にすると思います。
河川の幅は狭いところで数mから50m以内が多く、そのほとんどが護岸工事され足場も良く、移動しながら車を停めて少し釣りをするのにも好条件。沖縄のライトゲーマーは数ある河川をラン&ガンしながら15〜30cmの小型ながらもパワフルな魚達との痛快なファイトを楽しんでいます。
ライトゲームのタックル
それでは少し具体的に。沖縄の河川ライトゲームで定番のタックル、ルアーをご紹介していきます。
一般的に多く使用されているのが5〜7ft未満のUL〜Lパワーのロッド。リールはベイトフィネス系・スピニングなら1000〜2000番を私用。ラインは足場が高い場所が多いこともあり、時には40cmを超える魚を抜き上げられる強度も必要なのでPE0.6〜0.8号を多様。リーダーは10〜12ポンド(2.5〜3号)あればOKです。
そして、ルアーは5cm前後のプラグ類、アジ・メバル・チヌ用のソフトベイト(ワーム)などが主になります。上の画像は照屋のライトゲーム用ルアーです。
ターゲットと釣り方について
そしてここからは、沖縄らしい主なターゲットと釣り方をご紹介。
■メッキ(ロウニンアジ・オニヒラアジ・ギンガメアジ・カスミアジの総称)
目が良くルアーを見切らせない速いアクションを好みます。プラグではトップウォーターでのドッグウォーク・ポッピングやミノーなどリップ付きプラグのジャーキングで見せて追わせてからの一瞬のストップアクションにバイトしてくることが多いです。ソフトベイトではピンテールにジグヘッドが△形状のダートを得意とするセッティングが高反応。マイクロジグも大好物です。
■ティラピア
元々在来魚では無いのですが、戦後食用として持ち込まれ水質の変化・繁殖力が高く汽水〜淡水域まで幅広く生息し大型は40cmを超えます。この魚が知能犯で中々面白い!!食べる目的で釣る人はほとんどおらずキャッチ&リリースのゲームフィッシングが主。至る所に生息しており散々餌釣りやルアーで釣られ慣れた大型の個体はティラピア+スレているをミックスしてスレピアと呼ばれております。サイトフィッシングが主で魚の反応を見ながら色々なルアー・パターンを試すことができナチュラルでスローなアクションに反応が良いです。県外の釣りではFishmanTVで見た河川でのクロダイゲームに近い印象。
■マングローブジャック(ゴマフエダイ)
成長して大きくなると海に出ていきますが小型は河川で狙うことができます。何といってもパワフルでカッコいい。そして必ずと言っていいほど物陰、橋脚、沈み根、壁際などの障害物に潜んでいます。トップウォーターやリップ付きのプラグでのジャーキング、クランクベイト、甲殻系のソフトベイトでのボトムズル引きなど様々なパターンで釣ることができます。
■チヌ(ミナミクロダイ)
20〜30cmが良く釣れているサイズで、40cmオーバーはランカークラス。クロダイに比べ小ぶりですが、過去に東京出張中に釣った50upのクロダイと引きの強さを比較するとミナミクロダイだと35cmと同じぐらいかなと感じたほどパワフル。トップウォーターならネチネチとした移動距離の少ないドックウォークに高反応。スプーン・クランクベイト・甲殻系のソフトベイトでのボトムズル引きは年間通して反応良し。
■ミキユー(オオクチユゴイ・ジャングルパーチ)
沖縄の渓流魚と言えばミキユーですが、実は産卵絡みで海と川を行き来するので汽水域にも生息しています。40cm前後の大型はベイトの出入りか多く餌の豊富な汽水域で釣れることが多かったりします。マングローブジャックのように物陰や障害物に潜み、ルアーとアクションはメッキと同様見切らせない速いアクションやナチュラルドリフトなど。警戒心も強いのでロングディスタンス、ミスキャスト一投で見切る曲者。
■イーブー(ホシマダラハゼ)
日本最大級のハゼで大型は40cmを超え、個体数も少ないレア魚。汽水域の流れが穏やかな泥砂地の流木やマングローブの根本などに潜んでいて、トップウォーター、スプーン、クランクベイト、甲殻系のソフトベイトなど様々なルアーで狙うことができますが、テリトリーから中々離れないのでネチネチとした移動距離の少ない誘いがバイトへ持ち込むキモです。
その他には沖縄県外でも釣れるコトヒキ、コチ、カマスなども良く釣れる魚種となっております。
ベイトタックルの有効性
河川ライトゲームでも精度の高いピン撃ちが必要であったり障害物に着いているパワフルな魚を引きはがすのにはベイトタックルが有利に働くことが多いです。
誤解の無いように補足ですが、今回紹介した釣果写真のリールについてですが、100番サイズのリョウガで本来ならベイトフィネス系リールでは無いですが、カスタムスプールで5gを快適にキャストできるベイトフィネス仕様になっております。
そして数あるFishmanロッドの中から今回ご紹介した河川ライトゲームにオススメなのが…
Beams LOWER6.2L、Beams inte6.4UL、Beams blancsierra4.8UL、Beams blancsierra5.2UL、BC4 5.10Lの5機種。
その中から旅のお供に特にオススメなのが、僕も愛用している仕舞寸法51.5cmのBeams blancsierra4.8ULと、仕舞寸法49cmのBC4 5.10L。
いずれも、機内持ち込み可能寸法でカバンに入れて持ち運べるので、忍ばせておけば何かと便利で、僕は他のBC4シリーズと一緒にセミハードケースに5本収納しています。
今回は沖縄旅で気軽に楽しめる河川ライトゲームをご紹介しました。
FishmanTVにて配信中の「ロッド1本でライトゲームランガン!弾丸ライナー、ピン撃ちが誰でも簡単なベイトロッド!【沖縄】」のロケでは河川や海のオープンエリアでのライトゲームを紹介しております。
また過去に『BC4 5.10Lで100魚種チャレンジ』という記事もUPしておりますので、合わせて目を通して頂けるとショア・オフショアのライトゲームのイメージ作りにお役に立てるかと思います。
今後も沖縄旅でお役に立てるような釣りの紹介をしていきたいと思っておりますので宜しくお願い致します。最後まで読んで頂きありがとうございました!
Beams LOWER6.2L
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