大規模から小規模まで、場所によってその様相を大きく変える。
またシーバスをはじめトラウトなどそのターゲットも幅広く、地域、季節ごとに実に様々なパターンがある。そのフィールド「河川」。
だからこそ、時に遠投が必要だったり、ピン撃ちが必要だったり、またビッグベイトが必要だったり…。その状況、ターゲットに対応するタックルセレクトが重要となる。そんな日本国内の河川において、特に“使用頻度が高い”とされているフィッシュマンロッドといえば。
BRIST VENDAVAL 10.1M
全長 308cm(10.1ft) マテリアル 4軸カーボン ガイド Kガイドチタン+ステン 自重 283g 継数 3ピース 仕舞寸法 106.5cm グリップ長 54cm ルアーウェイト 8~50g ライン PE1~4号 JANコード 4571487900290 販売価格 ¥58,800(+税)
10.1ftベンダバールのミッションは2つ。
1つ目はもちろん長距離砲。8.9Mを上回る飛距離叩きだすことができること。2つ目は感度。クローラシリーズやNewインテ6.4ULにも実装している「張りがあるのにしなやか」な要素を長尺ロッド用に、しなやかさはそのままで、強調したい張りの部分を高弾性カーボンを外側に巻くことで、理想的な穂先が完成し、ベンダバール10.1に移植。
「飛距離」と「感度」を備えた1本の汎用性は、極めて高い。
Beams LOWER 6.2L
全長 189cm(6.2ft) マテリアル 4軸カーボン+グラスマテリアル ガイド Kガイドチタン+ステン 自重 128g 継数 2ピース 仕舞寸法 97.5cm グリップ長 36.5cm ルアーウェイト 4~10g ライン PE0.6~1.2号 JANコード 4571487900351 販売価格 ¥45,800(+税)
河川のトラウトゲームといえば、6.2,7.3、8.6という3つのレングスをラインナップするビームスローワーシリーズも使用頻度が高いモデル。中でも6.2Lはしなやかなブランクスから撃ち出される低弾道キャストフィールはそのままに、近距離ピン撃ちを得意とするレングスとなっている。
大規模渓流あるいは中規模本流など、今までの短尺渓流ベイトロッドでは、ルアーが届いても水面に落ちるラインのメンディングが難だったフィールドで6ft台の長さが強みで、5~7㎝程の軽量ミノー等をピンに送り届けるのは勿論のこと、しなやかなティップを支える次のセクションから張りを持たせ、トウィッチ、ジャーク等のアクション付けが誰でも容易に行える。
ティップセクションは小さなバイトも弾きづらいように、グラスマテリアルをティップに搭載したコンポジットタイプを採用している。それでいてアクション時には張りを感じられる加工を施しているのでトゥイッチなどのアクションもさせやすい。
広めの川幅の対岸まで、流れを跨いでピンを撃ち、アクション一閃でバイトに持ち込ませる。そんな恍惚なフィッシングシーンにうってつけの一本。
BRISTcomodo7.5H
全長 229cm(7.5ft) マテリアル 4軸カーボン ガイド Kガイドチタン+ステン 自重 235g 継数 3ピース 仕舞寸法 85.5cm グリップ長 41.5cm ルアーウェイト 10~120g ライン PE2~6号 JANコード 4571487900344 販売価格 ¥58,000(+税)
基本設計は一般的に使用される30g~120gのビッグベイトを快適に投げられることを目的として開発がスタートした7.5H。
ウェーディングを考慮したやや短めグリップ長。全体的に6.10XHよりマイルドであるが胴はバイトからのアワセ時のために張りを持たせて、ティップはドリフト時のバイトに食い込みが良くなるように粘るマテリアルを多めにし、外側に高弾性と75度カーボンを実装することによりシャープさも感じれる。これにより意のままのアクションを出すための操作性向上へとつながった。
特に追求したのはこのティップ。軽いルアーを扱えるように柔らかくしすぎると今度は重いルアーを扱う際に重みでブレてしまいキャストが乱れてしまう。 何度も試行錯誤を繰り返し柔らかいが張りをも感じられる、ビッグベイターの欲求を叶えるベイトロッドが仕上がった。
Beams RIPLOUT 7.8ML
全長 238cm(7.8ft) マテリアル 4軸カーボン ガイド Kガイドチタン+ステン 自重 173g 継数 3ピース 仕舞寸法 93cm グリップ長 41.5cm ルアーウェイト 7~30g ライン PE1.5~4号 JANコード 4571487900092 販売価格 ¥53,800(+税)
Riploutの語源は=ripple out、すなわち 「波紋が広がる」の意。
しなやかなティップ~ベリーに、BRIST譲りの強いバットを融合。ライトプラグをレイダウンの最奥に撃ち込み、モンスターをゴリ巻き寄せる。そこで小さなフックが伸びては使いものにならない。性能を突き詰めるうちに見えてきたのは“ピン撃ち専用機”、“長距離砲”、“ゼロバックラ”というFishmanロッドの基本コンセプト。
最新のBeamsは最もBeamsらしさを獲得した。マニアックなコンセプトながら、誰でもが扱いやすいと感じるフレンドリーさを生み出した。Riploutを研いたのは、鹿児島の一級河川“狂乱のモンスターフィールド ”肝属川。KIMOTSUKI(肝属)specが、世界中のストリームモンスターを震撼させる。
河川と言えば。まだある、こんなオススメアイテム
W CORK130
スローシンキング 全長 130mm 重量 58g(±2g)※1※2 ワイヤー Φ1.5mm 付属リング #5 付属フック #2
国内外問わず様々な魚種を魅了しているW CORK130は、もちろんリバーシーバスにも効果的。
ジョイントミノーは釣れるが、飛行中にボディが回ってしまい飛距離が出せないという問題点がある。もしも重めのジョイントミノーが60m以上飛ばせて、その先でジョイントミノーのなまめかしいアクションが出せたら釣れたも同然だ。その夢に向かったのがダブルコーク。
ルアーが回転せずに綺麗な飛行姿勢になるには前後のウェイトバランスの微調整を何度も繰り返し、さらに新技術「ソリッドコアストラクチャー」搭載し、飛ばない問題を突破できた。そのアクションは、もちろんジョイント譲りのユラユラと艶めかしさも残しつつ。
なお、近日中に再入荷も決まっているので、まだ試していない方はこの機会にお試しあれ。
Beams RIPLOUT9.0M+
早く製品化してほしい!そんなユーザー様の声も多く、期待がヒシヒシと伝わるBeams RIPLOUT9.0M+も、もちろん河川スペック。
「シーバスゲームでどんな場面でもオールラウンドに使える9ftというレングスのリプラウトが欲しい!」そんな思いでスタートした1本で、テスター鈴木が意欲的にSNSにプロトの現状を投稿しているので、こちらも合わせてぜひチェックを。
俺と響くんで立ち上げたプロジェクト。
拙いながらも自ら設計図を書き
メーカー側と何度も話し合い
体調崩すぐらい睡眠時間削って実釣テストを繰り返し、ここまで来た。
しかしここに来て致命的な問題に直面。
だがそれも先程クリアした。
もう少し。あともう少しで・・・#Fishman #RIPLOUT90Mプラス pic.twitter.com/HxUhcqEtJ1— たかちゃん (@H0UJbUslyQZpsh4) May 16, 2023
川遊びにいい季節になりました
様々なスタイルがあるからこそ、紹介したロッド以外にも状況に応じてベストなロッドはあるはず。
さぁ、いい季節になってきました。ベストな1本を手に川遊び興じる。いかがでしょうか。
BRIST VENDAVAL10.1M
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