【スタッフレポートリレー#1】「なぜベイトタックルなのか」AUX小村一徳のケース

好評企画「スタッフレポートリレー」。

同じ内容の質問をそれぞれのスタッフに聞いてみて、様々な角度でご紹介できたら…とスタートした当企画。#1の企画は「なぜベイトタックルなのか」がテーマ。第2回目となる前回は広島県がホーム、ライトからオフショア、フレッシュ、ソルト、すべての釣りを愛するマルチアングラーAUX木村匠のレポートをお届け。

【スタッフレポートリレー#1】「なぜベイトタックルなのか」AUX木村 匠のケース

第3回目となる今回は、宮城県内の河川でリバーシーバス、港湾のライトSWゲームに精通する小村一徳!同じテーマで、根掘り葉掘り…訊いてみました。

なぜベイトタックルなのか

こんにちは、宮城県在住のAUX小村です。

まずは簡単に自己紹介からしていきたいと思います。宮城県仙台市在住で、ホームフィールドは、宮城県の北上川でリバーシーバスゲームをメインに、シーバスオフシーズンは、港湾のライトゲームで日々魚を追いかけ、他にも青物ジギングやボートロック、ライトジギング、SLJなど、季節に応じてマルチにやっております。

今回は「なぜベイトタックルなのか」というお題で、少しお話させていただきます。

ベイトタックルとの出会い

私の場合、元々バスフィッシングをやっていたというわけではなく、数年前、シーバス狙いで秋田県の雄物川に通っていた時がベイトタックルとの出会い。

当時、初夏から晩秋まで月数回に渡り、清流シーバスを求め、秋田県の雄物川に通っていました。ここ数年、ビッグベイトを使ってデカいシーバスを狙う…というが流行っていますが、私が雄物川に通ってる当時は今ほどビッグベイトでシーバスを狙っているアングラーは少なく、その数少ないアングラーの中の1人が私の友人でした。その辺から少しづつベイトタックルに興味が湧きだした事がキッカケとなりました。

スピニングタックルからベイトタックルへ

当時、スピニングタックルで「ビッグベイトをキャストできるロッド」が少なかったんです。雄物川の激流からビッグシーバスを釣るには、PEラインもそれなりに太く、かつビッグベイトを遠くへキャストできなければいけませんし、ラインの出し入れとなれば、スピニングタックルよりも圧倒的にベイトタックルに分があり、モヤモヤした日々が続きました。

ある日、たまたま友人からベイトタックルを借り80upのシーバスを釣り上げることに成功!それまではバックラッシュが怖くて使っていませんでしたが、ベイトタックルに対する考え方が少し変わった瞬間でした。

その友人は他社さんのロッドを使用していたので、同じタックルでは面白くない!という思いから、他のメーカーでベイトタックルはないかと探していたところにFishmanロッドが目にとまりました。

Fishmanロッドとの出会い

「長距離砲」というキャッチフレーズをfimoを通じケンさんのブログや上宮さんのブログで目にし、ほんとにベイトタックルで100m飛ばせるの?というところから購入したロッドが「BRIST VENDAVAL8.9M」でした。

軽量ルアーから2オンスクラスまでキャストでき、シーズン通し太いラインが使え、かつ100mも飛ばせられるなら、スピニングを使う必要がないと考え、雄物川で使用。そしてホームフィールドの北上川では、圧倒的にスピニングタックルを使用するアングラーが多い中「人とは違うことがしたい!」と言う思いからベイトタックルをメインに使用するようになっていきました。

ベンダを手にしてみると、ラインの出し入れやピンに流し込むといった芸当はベイトタックルの専売特許。スピニングタックルを使用していた時よりもずっと楽になり、またキャスト精度も上がり、ますます釣りが楽しくなりました。

バックラッシュこそ最初は恐れていましたが、テイクバック時にロッドを曲げ、力まずにキャストすると自然とバックラッシュは減り、少しづつではありましたが、ルアーを遠くへキャストができるようになっていきました。そう、これがFishmanロッドの沼なんです(笑)

テイクバック時、胴から根元までしっかりと曲がってくれ、あとはロッドが勝手に戻ろうとする反発力で飛距離が出る。「ロッドに仕事をさせる」というイメージです。それだけでも十分バックラッシュは減ります。あとは、リールのブレーキセッティングを決めれば、気持ち良くルアーをかっ飛ばすことができます。

過去にホーム北上川で7kgのシーバスを釣った時も「VENDAVAL8.9M」でしたが、このときも飛距離、アキュラシー、そしてパワーという点においても申し分なく、安心感がありました。

流芯に乗り上流へ走られましたが、しっかりとバットで止め、シーバスに対して常にプレッシャーをかけランディング。このメモリアルフィッシュ後は、次第にベイトタックルオンリーで今現在に至っています。

私がよく使うFishmanロッド

たくさんあるFishmanロッドの中からよく使うロッドを選ぶとしたら2本。

1本目はホーム北上川という大河に対抗できる、飛距離・パワーに加え、メインの使用ルアー7g~55gを守備範囲とする「BRIST VENDAVAL10.1M」。初夏のマイクロベイトパターンから秋のイナッコ、落ち鮎、ハゼ、秋のバチ抜けパターンまで、オールシーズン使えます。

続いて2本目は、シーバスシーズンが終われば港湾のライトゲームがマイブームなんですが、そこで使う「Beams Inte6.4UL」です。飛距離、ピンに打ち込めるアキュラシーは、申し分ありません。また、私の場合、港湾をメインにしているので、取り回しやすさ、ランガンする時にも短い分持ち運びが楽で気に入っています。

これからベイトに挑戦しようと思っている方へ

まずどんなロッドを選べばいいか…なんですが、対象魚や通っているメインフィールドで、どんなルアーウェイトを使うのか、何mくらい飛距離が必要なのか、川幅はどのくらいなのか?…それを踏まえてロッドを選び、それに合わせるリールを選ぶことが必要となります。

釣具店やフィッシングショーで実際に触っていただくのが一番良いと思うのですが、難しい場合はSNSなどで直接質問していただければ、アドバイスできるかと思います。あとは、ホームページにエリア別のロッドマップもあるので、こちらも参考に。

最後になりますが、ロッドも進化とともにリールも近年ものすごい進化を遂げています。バックラッシュのリスクもだいぶ軽減されています。バックラッシュを恐れることなく、ベイトタックルの世界に足を踏み出し、まだ見ぬ景色を見てみませんか?

改めて…ベイトタックルの釣りは面白いと思いますよ!

次回更新もお楽しみに!

バスの経験からベイトタックルには慣れていて抵抗なくベイトタックルに馴染めた…なんて方も多い中、そこは通って来ず「必要だからベイトタックルに転向した」そんな小村一徳の話。参考になりましたでしょうか。

さて、次は誰にフォーカスするのか…次回も乞うご期待!

BRIST VENDAVAL10.1M


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Beams inte6.4UL


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