【似て非なるその2本】テスター山田が解説「Beams CRAWLA8.3L+」「Beams LOWER8.6L」の特性と使い分け

私がメインターゲットとして狙うシーバス、そしてチヌ、メバル釣行。

それらの釣りで多用するロッドの内の2本「Beams CRAWLA8.3L+」「Beams LOWER8.6L」。今回はその2本の特性と使い分けをご紹介いたします。

ショートレンジ×軽量ルアーで真価を発揮

まずそれら2本が活躍するフィールド(射程)は、50m以内の比較的ショートレンジが多いです。また使用ルアーウエイトも3g〜23gと、比較的軽量ルアーがメイン。ルアーウエイトをさらに細分化すると3g〜10gはLower8.6L、7g〜23gではCRAWALA8.3L+となります。

ターゲットサイズは両ロッド共に、シーバスであればランカーサイズも余裕でキャッチできるので、基本は行う釣り方やフィールド、ルアーウエイトで使い分けています。

それぞれの特性と使い分け

CRAWALA8.3L+はファーストテーパー気味のテイストで、ピンポイントへのキャスト精度と、ボトム感知能力の高さが特長的。バイブレーション等をボトム周辺で操り、積極的にバイトを掛けて行く釣りに向いており、ミノーのジャークも快適にルアーを飛ばせます。

とりあえずどんなルアーもそつなくキャスト&操作できる汎用性の高さがあるので、ロッド一本持ってランガンする時にもありがたいです。

一方のLOWER8.6Lはスローテーパー。表層〜中層をシンペンやミノーで流してバイトを乗せて行く釣り方で多用。またトップウォーターも乗りが良く、バラしづらいという所も特長的。また、ロッドが柔軟な為にラインブレイクしにくいというメリットもあるので、私はPE0.4号で使用します。

ライトウエイトルアーや2寸くらいまでのエギの使い勝手も良く、ライトウエイトルアーで、取り敢えず魚と遊びたい!そんな時に持っていると楽しい一本となります。

シチュエーション・ターゲット別比較表

CRAWALA8.3L+はシーバス、チヌ、ビッグトラウト、春イカエギング、サクラマス等のデイゲーム。また、ボトムを意識した釣り全般に。

LOWER8.6Lはシーバス、メバルプラッキング、秋イカ、本流トラウトと言ったライトアプローチでの釣りや、ドリフトやスローリトリープを主軸とした釣りに使ってみてほしい1本となります。

いつものルアーをベイトタックルで

ご紹介した2本は使い分けこそあれど、いずれも普段スピニングタックルで使用しているルアーをベイトタックルでストレス無く使用する事ができる為「ベイトタックルってビックルアーしか扱えないんでしょ?」と言った先入観を払拭して頂ける楽しいロッドとなっています。

【いつものルアーを、ベイトタックルでも楽しんでみたい!】

そんな、ベイトタックル初心者の方にもお勧めのロッドとなっていますので、興味のある方はぜひ。

Beams CRAWLA8.3L+


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Beams LOWER8.6L

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