怒涛の3釣行。長い道のりを経て手にした格別な1匹

皆様こんにちは。大分の梶原です。

今回はいつもと少し趣向を変えて、GW中の釣行についてのお話しとなります。

実は私事ですが昨年末に転職し、長期休暇取得可能な企業へ入社したことでGWも9連休と釣りに行ける時間がたっぷり。社会人となって10数年経過し初めてのGWの連休。長期休暇前からどこへ行こうか?何を釣ろうか?と考える時間も本当に楽しいひととき。

様々なことを考え、GW前日の仕事終わりからまずは釣友と鹿児島へと遠征することに。状況は良いのか?悪いのか?全く分からない中での遠征。今回は釣友の都合上2泊3日。初日は移動のみの為、実質1泊2日でのコンパクトな遠征です。

今回は時間が短い為、個人的に馴染みのある川内川一本に絞り、出たとこ勝負のノーガイド遠征。タイドグラフとマップを見ながら、めぼしいポイントを二人で回っていきます。

基本的な組立てとしては、下げは潮の影響を受けるポイントを選択。逆に上げは潮の影響を受けない上流エリアを選択し、常に流れがある状況で釣りをすることを心掛けました。

しかしながら、偶然なのか、あつるいは河川の調子が今ひとつ上がってないのか、2日間通して今までの鹿児島遠征の中で最も苦戦。スタートして最初に入った小場所のポイントで幸先良くチヌをキャッチできたものの、肝心のシーバスは本当に遠かったように思います。

移動を細かく重ね、居ればすぐに反応しそうな高活性の魚を狙うもサッパリ…という状況が続く。何とか水中のストラクチャーが絡むポイントでBlooowin!110Sのジャーキングで一本セイゴを引っ張り出せたものの渋い。

結局、今回は2人でチヌとこの一本のみで終わってしまうことに。

それでも、普段の日常とは異なるゆっくりと流れる時間と普段見ない景色を眺めつつ釣りをする。それだけで十分満足。忙しい日々から解放された時間は本当にリフレッシュになりました。

ちなみに遠征でメインで使用したロッドはBeamsRIPLOUT7.8ML。比較的小場所や飛距離をそこまで必要としないポイントに多く入ったことに加え、基本的にルアーも軽量ルアーを多く用いたこともあり、この遠征ではメインで使用。

私の住む大分市から薩摩川内市までは、片道おおよそ5時間半程度。夕方前に現地をあとにしたものの、途中夕食も摂った為、自宅へ辿りついたのは22時を回っていた。

一旦帰宅したあと、今度はその足で沖磯釣行へ。3時半出発の渡船へ釣友とVENDAVAL10.1Mを片手に乗り込みます。遠征の疲れは勿論存分にあるものの、久々の沖磯に期待が高まるばかり。

釣友と想定していたのはヒラスズキとヤズ等々の青物、ロックフィッシュ、あわよくばマダイ。夜明け前から釣りを開始すると、早速フックにキビナゴが掛かり、ベイトの存在も確認。

「いつバイトが出てもおかしくない」…そんな状況と思っていたんです。

しかし、よくこの一帯の沖磯に通う釣友も「こんなに厳しいのは初めて」と言うくらいこの日は厳しく。足元から水深があり、潮通しも抜群。釣れない理由が見当たらないと言っても過言ではない程の一級ポイント。

ただ、釣りは自然相手、いくら一級ポイントでも釣れない時もある。運的要素が大きいことも否定出来ないのが釣りというもの。プラグメインの釣りから途中でFallten等々のメタルジグに切り替え、何とかカサゴ3匹キャッチし、ホゲを回避。

瀬替えをして、何とか違う魚種を一匹と、苦肉の策でタイラバをキャスティングで使用。すると、回収時間間際に小さいながらもアカハタをキャッチ。

…精一杯やりきった。帰宅すれば既に夕刻。そのまま何かできる体力は残っておらず、すぐに夢の中へ。流石に翌日は完全に1日オフ。奥さんとショッピングや映画鑑賞に行き、体力回復に努めます。

鹿児島遠征、沖磯釣行と厳しい結果に終わり“このままではGWは終われない”と、1日空けて今度はホームエリアである大分市内へシーバス釣行へ。

全体的に今ひとつパッとしない状況だったものの、何ヶ所もポイントを回り、ようやく小場所でイナッコの群れを発見。シーバスの気配があった為、ここは表層系のミノーを入れる。BlueBlueのアイザー100Fのプロトをスローに引いてくると…2投目でヒット。

激しいエラ洗いを浴びるも、いなしてネットでランディング。

ようやく努力が報われた一本。この魚に辿り着くまで本当に長かったように思います。

この釣行で使用したロッドはBC4 6.10MXHプロト。この時私も初めて使用したロッド。もともと5.10MXHというモデルがありますが、1ftレングスが長くなったことで、5.10MXHよりも飛距離が伸び、小場所は勿論、中規模の河川等々でも非常に扱いやすいロッドです。

全体的にシャキッとした張りを感じるロッドとなっているものの、実際のキャスティング時にはしっかりと曲がり、飛距離アップに寄与している。シャキッとしているもののFishmanらしいモデル。感度も良くバイブ等々でのボトムタッチも鮮明に感じることが可能。

また、適正ウエイトが5g〜56gと軽量プラグ〜2oz程度のビッグベイトまでこれ一本で扱えるという汎用性の高さが魅力。勿論BC4なので、仕舞寸法も短く、遠征時にもピッタリ。発売を是非お楽しみに。

話しは戻り、こんな感じのGWの長期休暇でしたが、全体的に渋かったもののこれだけ毎日釣りに行けたのは幸せなひとときだったように思います。次の長期休暇はお盆休み。気が早いが今の段階から既にどこに行こうか?と考え中。まとまった時間が無いと行けない遠方や心の奥底には久々に海外に行きたいなという気持ちも…。

皆様も夏休みは遠征も視野に入れてみてはいかがでしょうか?普段と異なるシチュエーションでの釣りは本当に楽しいものです。

【タックルデータ】
ロッド:Beams RIPLOUT7.8ML/BRIST VENDAVAL10.1M/BC4 6.10MXHプロト(Fishman)
リール:アンタレスDC(SHIMANO)
ライン:レジンシェラー2.0号(山豊テグス)
リーダー:フロロショックリーダー22lb.、30lb.(山豊テグス)
ルアー:アイザー100Fプロト/JOLTY mini/Blooowin!110S/Fallten(BlueBlue)
アングラー:梶原 利起

【着用アイテム】
ベスト:ゲームベスト+ウエストサポーター+メジャーケース(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=156449500

Beams RIPLOUT7.8ML


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