汎用性の高さが魅力の相棒【ロクテン鯰遠征】

こんにちは!京都の渡辺です。

この時期は陽射しも強く、既に黒みを纏い活動中です(笑)

さて、今回のお話は「BC46.10MXHプロト」。

これまでに遠征の地での様々なシチュエーションをロクテンのみで挑んで参りました。農繁期のこの時期、田んぼの代掻きが絡んで…まさに鯰シーズン真っ只中の各エリア。

田園風景が広がるような入り組んだエリアのクリーク撃ちでは、インレット撃ちをはじめカバーへアプローチ。ロクテンを片手で撃ちまわるショートレンジでのキャスティングとピッチングを併用していきます。ショートロッドではそこまで飛距離が伸びず、キャスティングで対応…そんな距離感もロッド長を活かしたピッチングの伸びでカバー。これはかなりのアドハンテージといえます。※ピッチングはより静かに落とせるので多用

また、中規模河川のデイゲームでは、両岸ブッシュカバーストレッチが続くというよくあるシチュエーションで、まずは足元からという場面。ショートロッドでは、より川まで寄らなくてはならないので、対岸のおいしそうなカバーに目がいきますが…対岸から見れば足元だって同じくおいしそうなカバー(笑)

実際、足元に魚がいる場合も多く。不用意に近付きすぎたり音をたてると警戒心を与えてしまい、魚が勢いよく逃げてしまうこともあるんです。

そこでロクテンの出番。ロッド長を活かし、遠目から足元のアプローチが可能となります。警戒ゾーンの外側から狙える為、足元のブッシュカバーのポケット撃ちから草木に絡めた提灯釣りなど、魚へのアプローチ幅が広がる事でバイト率もアップする事に繋がります。また、掛けてからの抜き上げ角度もロッド長のおかげでカバー内から魚を拔きやすくなります。

もちろん、堰撃ちや対岸撃ちでは飛距離が大きなアドバンテージ。心地よいキャストフィーリングを体感できます。

一方、市街でのデイゲームというシチュエーション。高場からのアプローチや太陽光が当たらないシェードゾーン、水の流れが絡むストレッチ狙いでは、橋の下や排水口まわりへのアプローチがキモで、特に雨や濁りが無い場合はタイトに攻めることが重要。つまり「点を撃ち抜く」ような、ピン撃ち性能が必須。ロクテンはBRIST譲りの高いピン撃ち性能で、その精度も心強いです。

ルアーをアクションをさせる際は軽快なロッドワークが必要となりますが、ロングロッドによくあるタブルハンドルグリップの長さでは軽快なアクションが付けにくい。そこで、手首から肘までに収まる長さにこだわって、下捌きのペンシルやポッパー、スプラッシュやドッグウォークにも対応する仕様となっています。デイゲームでのストライクゾーン、移動距離を押さえた点の釣りもハマりました。

京都、奈良、大阪、滋賀、兵庫、愛知、北陸、四国などでテスト釣行を行なってきましたが、様々なシチュエーションに一本で対応できる「BC4 610MXH」は高い汎用性を備えたロッドで、まさに「相棒」的な1本です(笑)

様々な魚種にも対応する「BC4 6.10MXHプロト」お楽しみに!

【タックルデータ】
ロッド:BC4 6.10MXHプロト(Fishman)
リール:ambassadeur 4601CA(アブガルシア)
ライン: フロッグデュラセンサー(DAIWA)
ルアー:ポトラッシュ(疑似餌工房彩✕しみりゅうDesign✕いきもの掛かり)/マッドマウスチビ・プーファチビ(ウィルルアー)
魚種:ナマズ
アングラー:渡辺明弘

BC4 6.10MXHプロト


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