【遠征】とびしま街道~中海~大分!いざ釣り三昧の旅へ

皆様こんにちは。大分の梶原です。

まだまだ夏真っ盛り。非常に暑い日が続いていますね。

この8月はホームエリアは厳しいことが分かっていた為、会社の夏の長期連休を利用し、普段なかなか行けない場所へ行ってみようと釣り仲間と共に今回は広島県とびしま海道と、鳥取県と島根県にまたがる中海へ足を運んでみました。

当初は愛媛県の河川を予定していたのですが、釣行時に潮回りが小さいことが判明。夏の河川で流れが出にくいタイミングでは魚に出逢える確率は低そう。そう考え直して元々流れが速いエリアに行けば潮回りが小さくても釣りになるだろうと考えた訳です。

流れが速い場所でパッと思いつくのが水道が絡む場所。水道が多く存在し、未だ釣りをしたことがない場所を考えた結果とびしま海道を選択したという流れです。

大分市内からとびしま海道の最奥に位置する島までは約6.5時間程。片道400km強の距離。早朝4時前に自宅を出発し、途中釣り仲間と合流し、とびしま海道を目指す。途中高速道路のSAで朝食を摂り、現地には11時頃に無事に到着。

事前にマップから有望なポイントは何か所もピックアップしていた為、そのポイントをランガンして行くことにしました。

全てのポイントが当然初めての為、流れの速さや向き、ベイトの確認等々を実際に確認しながら、結果的にはファーストチョイスしたポイントはやはり水道。潮通しの良い岬周りも視野に入れていたものの、時間的な余裕は無い為、エントリーが容易な水道を選択することにしました。

釣り開始時は上げ5分程度、水道だけあり流れは抜群に効いている。

狙いはシーバスですが、ベイト次第とも考えていた為、日中は釣れれば何でもOKと考えていました。あわよくば、真鯛か青物か出ないかと淡い期待は持っていましたが…。

出たとこ勝負のような遠征だった為、今回持ち込んだロッドは小中規模用に RIPLOUT7.8ML。遠投が必要なシーンが多いだろうと予測し、シーバスやライトショアジギング用にルアーウエイトの幅があるVENDAVAL10.1MやRIPLOUT9.0M+。そして、ややウエイトのあるプラグやジグを扱い、遠投する為のMARINO10.6MH。小規模~大場所まで幅広く対応する為にこの4機種を持ち込みました。

結果的にはこの4機種の中でも今回はRIPLOUT9.0M+をメインで使用しました。VENDAVAL10.1Mをメインで当初考えていましたが、実際にフィールドに立ってみるとバックスペースが狭いポイントも存在した為、結果として扱えるルアーウエイトの幅が広く、遠投性能も兼ね備えるRIPLOUT9.0M+がメインと。

話は戻り、釣り開始後まずはトップやミノーで上のレンジを探っていきましたが、全くノーバイト。最初のポイントに見切りをつけようかと考えていた時に同行者がメタルジグで良型のサワラをキャッチ。

これで私のモチベーションも上がり、私もメタルジグに変更し、ひたすらキャストを繰り返す。しかし、残念ながら何も起きず、次のポイントへと移動。

2ヵ所目も水道のポイント。流れは飛び、40g~50gのメタルジグではボトムも取りづらい状況。二人で広範囲をメタルジグで探っていると、突如としてダブルヒット。

正体はヤズ。可愛いサイズでしたが、今回のファーストフィッシュ。

表層~中層~ボトム付近と様々なレンジを探ってようやくという感じでした。小さくても遠征での一本はやはり格別です。

日中見た感じではベイトはサヨリやイワシが目視で確認でき、夜はしっかりとシーバスを狙おうと考えていました。しかし、ここで異変に二人で気付く。

期待していた夕マヅメの時間。下げに入ってしばらくしても何故か流れが効かない。上げの激流が嘘のように鏡のような水面が広がる。この時が偶然だったのか?如何せん普段の状況を知らない為、何とも言えない。

きっと時間の経過と共にあの激流となる筈…そう信じていたのですが、いくら待てども流れが出ることはなく、夜22時頃に諦めることに。これが初場所の難しいところ。どのタイミングで流れが走るのか?或いは止まるのかが分かりませんでした。

翌日は朝から水道を絡めたポイントへエントリーするも、ここでも何もなく、流れも全く効いていません。同行者は昼前にタイムアップ。

ここからは一人釣行です。流れが出ることを信じ、前日サワラが釣れた水道のポイントへ。何もせずに海を眺め続け、じっと約1時間半。前日の通り流れが走るとするならば、この上げのタイミングだろうと考えていました。

本当に流れるのか?疑心暗鬼になっていたものの、待ち続けた甲斐があり、遂に前日同様の流れが出ます。そこで最初からメタルジグのフォルテン40gをつけて狙うは激流の中。

何か釣れて欲しいとの願いが届いたのか?ワンピッチジャークで狙っていると…激流の中でヒット!流れが速い為、本当によく引いた気がします。

上がってきたのはヤズ。

この遠征で2本目の魚です。流れが予想に反し、なかなか出なかった為、非常に苦労したものの、結果として釣果が出たことは有難かったですね。

しかし、後が続かず。この日は夕方で切り上げ、ホテルで投げ続けた体をしっかりと休めることに。夕マヅメ~ナイトゲームに関しては当初メインで考えていたものの、前日のことを考えるとこの日も流れは望めないと判断。休んだ方が良いという結論に至ったのでした。

この時、もう一か所大移動を決断。それが島根県の中海です。滞在していた広島県呉市から約240km離れてはいますが、なんとかシーバスを一本くらい…と意気込むも、アウェイの洗礼ですかね、結果は無。

ただ、初の汽水湖での釣りは新鮮で、全く0の状態からの魚探しは純粋に楽しい時間でした。次は真夏ではなく、もっと良い時期に訪れ、汽水湖のイメージをつけたいところ。リベンジを心に誓い、自宅までの約520kmを運転したのでした。

流石に釣りのし過ぎで疲れもピーク。2日程ゆっくりと休みホームの大分県での釣り。河川は厳しいことが容易に予想できた為、外洋のポイントへと向かいます。

飛距離は出た方が良いポイントの為、この日はVENDAVAL10.1Mを使用。長尺モデルでしっかりと飛距離を稼ぎ、流れの中を流す。そんな釣り。ポイント周辺にはベイトの姿が目視でき期待が持てる状況。この日はベイトが上ずっている状況でしたので、フローティングミノーを中心にルアーローテ。

期待通りにこの日はバイト連発!ブレイクラインや流れの中でバイトが出ました。

ヒットルアーはBlooowin!165Fシャローのプロトやアイザー125F。フルキャストして、ラインを僅かに張らせる感じでルアーを流してヒラスズキを3キャッチ。バイトは連発したものの、残念ながらバラシも多かったですね。

何とか長期連休の最後に良い釣りができ、個人的には満足感のある釣行となりました。遠征では苦労の連続でしたが、最後はホームエリアで良い思いができました。

次の長期連休は年末年始。今から何処へ行こうか?と考えるだけで楽しいですね。

皆様も時間がある際は普段と異なるフィールドに行ってみてください。何かホームエリアに落とし込めるヒントが転がっていることもありますし、何より普段と異なる景色を眺めながら釣りをするだけでも本当に楽しめますよ。

【タックルデータ】
ロッド:BRIST VENDAVAL10.1M/Beams RIPLOUT9.0M+(Fishman)
リール:アンタレスDC(SHIMANO)
ライン:レジンシェラー2.5号(山豊テグス)
リーダー:フロロショックリーダー22lb.、30lb.(山豊テグス)
ルアー:フォルテン40g/アイザー125F/Blooowin!165Fシャロープロト(BlueBlue)

【着用アイテム】
ベスト:ゲームベスト+ウエストサポーター+メジャーケース(Fishman)
https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=156449500

BRIST VENDAVAL10.1M


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