BC4 9.6MHプロトで大河川を攻略する

皆さんこんにちは、茨城の鈴木貴文です!

最近、Fishman代表である赤塚氏のSNSなどでも次々とプロトモデルが出てきてるのを見て気になっている方もいるであろうBC4 9.6MHプロト。

そもそも最初は外洋スペシャリティロッドとしてサーフや磯、堤防などでフラットフィッシュや青物、根魚などを狙うことに主軸を置いたロッドとして開発がスタートされたモデル。

しかし、Fishmanといえば“魚種を問わない汎用性”が特徴。リバーシーバスへの適応も気になるところですよね?(ニヤリ)

そんなわけで、このロッドが特に活きるであろうシチュエーション!大河川である利根川へGo!

まずは定番のシーバスルアーを一通りキャストし、快適さを確かめる。とりあえずその日の手持ちのルアーで1番軽かったのが12g、重かったのが56gだったのですが特に問題なくフルキャスト。どれもカッ飛んで行くし投げやすい!

一通り確認作業を終えたところでいざ実釣!

上げの流れに乗せてS字系シンキングペンシルをフワ〜っと巻いてくる。ロッドの長さを活かし、竿先を少し高めに上げて中層をレンジキープ。

すると、すぐに答えが返ってきた。

元気な利根川シーバス!幸先良いぞォ!!

と思っていたらパターンがハマり…

同じ釣り方で連発!

またまた連発!と、立て続けにキャッチ!

しかしこの後すぐに河口堰の水門が開いてしまい、水門からの流れと上げの流れが合わさり、流れが相殺されたのか全く流れが無い状況に。それと同時に魚からの反応も無くなり終了…(泣)

充分楽しめたのでまぁいいか!

ちなみに今回はロッドパワーを確かめる意味合いもあり、バラし覚悟でドラグは完全にフルロック。(その証拠に3回バラしました)当然ながらシーバスには充分過ぎる程のロッドパワーでした。

利根川は飛距離が必要な状況が多くあるフィールドなのでロングロッドが適しているというのもありますが、手前に蛇籠やテトラが入っている場所も多いため、それらにルアーを引っ掛けないようにルアーを引いてきたり、魚とのファイト中にそれら障害物を回避するためにも9ft以上の長いロッドが適しています。

現状のラインナップで利根川をはじめとする大場所でオススメするロッドは、

・RIPLOUT 9.0M+
・CRAWLA 9.2L+
・VENDAVAL 8.9M
・VENDAVAL10.1M

といったところでしょう。

そういった場所に新たな一手としてBC4 9.6MHがハマるのか。ハマらないのか。これからさらに検証していきたいと思いますので楽しみにお待ち頂きたいと思います!

【タックルデータ】
ロッド : BC4 9.6MHプロト(Fishman)
リール:21アンタレスDC XG(SHIMANO)
ライン:Fishman PEライン 2.0号(プロト)
リーダー:耐摩耗ショックリーダー 7号(山豊テグス)
ルアー:ファシャッド90S(DAIWA)
魚種:シーバス
アングラー:鈴木 貴文

プロトロッド

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