こんにちは!秋田の伊藤ヨシクニです!
冬は時化続きの日本海ですが…1月に入り凪のタイミングが何度かあったので、厳寒期でもアングラーを熱く楽しませてくれるターゲット「メバル」を狙いに行ってきました。
地域差はありますが、この時期のメバルは産卵後のアフターの個体も多く、積極的に餌を追わず深場で遊泳力の弱いアミなどを捕食する傾向にあるので、使用するロッドはボトム付近での軽量なリグの操作性が良く、メバル特有のついばむアタリもしっかり乗せれる「Beams inte7.7UL」を選択。
潮はそれほど早くないので、まずは3.5gのジグヘッドと3インチのシャッドテールで沖の深場を狙ってキャスト。辺りは真っ暗で水面やラインが見えないので、スプールに触れた指先に神経を集中してカウントを数えながらフリーフォールで沈ませていきます。(指が触れているので厳密にはフリーではないけど…汗)
すると、13カウントくらいでスプールの回転が止まる感触が指に伝わる…。ん?このリグのウエイトだとこの辺はボトムまで20カウントくらいだったはず?いきなりファーストフォール中のヒットか!?
すぐにアワセを入れると「ギュンギュン」とロッドを絞り込む気持ちいい引き!幸先よく姿を見せてくれたのは25㎝くらいの良型メバル!
いきなりの本命キャッチにこのあとの期待感も高まります!
再度同じ場所にキャストしてカウントを数えると、先ほどと同じレンジでまたスプールの回転が止まる!活性の高い個体が溜まっているのか、このパターンでバタバタと同サイズのメバルを数匹キャッチ!
メバリングでもアジングでもフォールが主体となる状況では常にフォールのカウントを数え、バイトのあったレンジやボトムまでの距離を把握しておくと、フォール中のバイトへの対応がしやすくなります!というか必須です!
特にベイトタックルなら真っ暗で水面やラインが見えないような状況でも、サミングした指で水中の様子を感じ取ることができるので、こういった状況ではベイトタックルのアドバンテージはホントに大きいです!
その後はファーストフォールでの反応は無くなり、同じレンジでタダ巻きやリフト&フォールで探るも反応は無し。
ならばボトムか?と着底後にゆっくりとしたアクションでリフト&フォールするとフォール中に…ゴンッ!と心地よいアタリでヒットしてくれたのは良型カサゴ!
その後もコンスタントにカサゴが釣れ続き、この日のボトムはカサゴラッシュで終了となりました。
もちろんカサゴも食べて美味しい魚なので、釣れると嬉しいですね。
冬の秋田の海には釣って楽しい食べて美味しい魚はまだまだ沢山いるので、春のシーバスシーズン開幕までもっと楽しみたいと思います!
【タックルデータ】
ロッド:Beams inte7.7UL(Fishman)
リール:IR CT SV TW 8.5L PEスペシャル(INX.label)
ライン:ライン:スーパーエックスワイヤー4 0.6号(DUEL)
リーダー:フロロカーボンリーダー8lb(バリバス)
ルアー:デルタマジック3.5g(デコイ)/スイングインパクト3インチ(ケイテック)
フィールド:秋田県
魚種:メバル、カサゴ
アングラー:伊藤 義国