この時期のメインベイトは川バチ・港湾バチ・アミ・ハク…これらのシーンに対応させるためのロッドセレクトにお悩みの時期かと思います。
川バチと呼ばれる長いバチのパターンは7g前後〜15g程のローテーション、港湾バチと呼ばれるクルクルバチ・引き波バチは小型のバチゆえ3〜4gのプラグを港湾の狭いスペースでストレスなく飛ばさなければならない。アミパターンは軽量な浮遊系シンペンからバイブレーションまで幅広いローテーションが必要になります。
そんなお悩みの皆さまに、僕から提案するこの時期おすすめのロッドは「Beams LOWER8.6L」です!
何故LOWER8.6Lがこの時期おすすめなのか徹底解説していきます!
必須項目は軽量ルアー適正としなやかなティップ
まずはこの晩冬〜晩春のポイントは「軽量ルアーを快適に投げられること」。川バチパターンは割と大型のベイトとも言える長バチになりますが、どのパターンも必ず使用ルアーの中に7g前後、もっと軽い時は4g前後のルアーを投げることになります。
そして時合いが短いケースが多い。
「軽量ルアーも投げられるロッド」ではダメ。「軽量ルアーを快適に投げられるロッド」でなければ、時合いを確実に仕留めることはできません。それどころかライントラブルで時合いを逃してしまうかもしれません。
なので、軽量ルアーの快適性がまず必須事項です。
あとはシーズン初期はアフターの魚も絡むゆえに当たりが小さいことが多いので、追従できるしなやかなティップを持ったロッドです。
しっかりとしたバットパワーとガイド内径
じゃあ軽量ルアーが快適なロッドだったらなんでもいいか、というとそれはNO!
パターンにもよりますが、同じ釣り方でランカークラスが平気で混じるのがこの時期の特長。しっかり大型魚とも戦えるバットパワーと16lb以上のリーダーは楽々通るガイド内径も必須です。
LOWER8.6Lのおすすめポイント
ではLOWER8.6Lのストロングポイントをご紹介していきます。
まずこのロッドは軽量ルアーのキャスト適正は群を抜いています!6〜7g程度のルアーを投げた時のルアーの初速にびっくりしますよ笑
そしてしなやかなティップ、追従するようなレギュラーテーパー気味で厳寒期の“ちいさーな”バイトもしっかり絡めとります。全体的にもしっかり曲がるロッドで、20g前後のルアーをぶっ飛ばすことに関してはやや苦手なものの、練度にもよりますが3g程度のルアーも平気で投げれる軽量適正を持っています。
デイゲームのハクパターンで小型ペンシルなどを小気味よくキビキビ動かすケースにおいては得意ではありませんが、ナイトゲームでは巻き・流しの釣りが主体になるのでそこはトレードオフでいいかと思います!
軽量ルアーのベイトキャスティングに慣れていない方、操作性よりとにかく当たりを絡めとりたいと考える方、軽量ルアーのキャスト適正に最も重きを置く方はこのLOWER8.6Lのセレクトをおすすめします。
ちなみに、合わせるリールは軽いルアーへの適正を高めるならスプール径32mmのリールがおすすめ!軽量ルアーへの適正も取りつつ、飛距離も稼ぎたい中間的要素を取るならスプール径34mmのリールを。
20gを超えるルアーをぶっ飛ばせるほどの強靭なベリー・バットパワーを持っているロッドではないので、スプール径36mmを超える大口径リールを乗せるメリットはあまり感じないため、34mmまでで十分です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
少しづつ春の気配が近づく時期ですが、まだまだ大きめのベイトを意識するのは先の話、是非小型ルアーを駆使した巻きの釣りでこのシーズンを楽しみ尽くしてください。
以上、テスター土屋きゅうりがお届けしました!
【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER8.6L
リール:Daiwa 25TATURA SV TW 100XHL、Daiwa シルバーウルフ SV TW 1000XHL PE SPECIAL
メインライン:YGK XBRAID UPGRADE X4 1号
リーダー: 山豊テグス フロロショックリーダー 16lb
ルアー: DUO Bay RUF マニック75、DUO Bay RUF シーク68s
フィールド:東京都、埼玉県
魚種:シーバス
アングラー:土屋きゅうり
【着用アイテム】
グローブ:5フィンガーレス夏用グローブ ブラック(Fishman)
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【その他】
ラインコーティングリキッド:PE革命
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