7.8Hアカメで入魂！任務完了！

2017年9月1日

前回高知から帰ったら届いてたプロトロッド
これのテストと入魂も兼ねてまたまた高知入りしてきました。
なんにせよプロトロッドなのでどれくらいの重さまで投げれるか分からない！
と言うことでいきなりセレクトしたルアーはラインスルートラウト25cm180g
どうも前回の傾向からこの手のウネウネした動きに反応が良かったため今回はこれで勝負をすることに
今回の遠征は台風5号が接近中との事で短期間に勝負を決めないといけない厳しい展開でしたが果たして…
そして到着してすぐに事件は起こった。
ルアーの後ろに大きな黒い影が…
メーターを軽く超えるアカメがいきなりおでまし！
足元で見切られ次のキャスト
90くらいのアカメが…
その後もワラワラとアカメが追いかけてくるが後一歩で食わされず。。。
反応も鈍くなってきたところでちょっと気になっていた駆け上がりをアップに通してみることに
すると…
ドン！！！

まさかのHIT！！！
しかもこの重量感はかなりの大物！！
アカメ特有の半身を出す強烈なエラ洗い！！！
むちゃくちゃでかい！！！
メーターは余裕で超えている！！
これはとりたい…
がしかし…切れた…
システムも完璧だったはず…
一体何がいけなかったんだ。。。
チェックしてみると溶接リングのところから切れとる。。。
その後知ったのだがこの溶接リングは偏平タイプらしく極稀に青物などで使ってると切れることがあるそう
一緒にやっていた先輩がおっしゃった言葉
それがアカメよ。
心にズシッときました…
あの暴力的なエラ洗いの破壊力おそるべし。。。
一巻きもする暇もなく瞬殺で負けた。
ラインスルータイプのルアーだったので口にはフックしか残らないと思うのでそこまで被害はないと思うが申し訳ない…
そしてその日の夜
前回ミニマムアカメを釣ったポイント
が、しかし台風の影響を心配してか上流側の足場に降りれなくなってる。。。
ここでのベイトはおそらくコノシロかイナっ子、
こんな時に活躍するのがビビットクルーズ31g
使ってみた感じ7.8Hはcomodoより少し弱めのパワーでよりシャキッとしているイメージ
180gから一気に軽くなったが何の苦もなくピンの場所へキャストがバッチリ決まる
とりあえず下流側からやってみるも反応なし、
キワを通したり流し方を変えてもダメ。
そうこうしてるとベイトが追われだす！
これはやはり攻め方が違う。
ダウンで一定のコースを通さないとダメなような気が…
仕方ないので足場の上からやってみることに
ただでさえ高い場所なのに右には杭、すぐそこには柱等の障害物まみれ
これはかけたら相当苦労するな。。。
自分なりにかけた時のファイトの仕方を考えてキャスト
ボフッ！
ここでHIT！！！
HITと同時にそのパワフルな走りで柱の奥へと突っ走る！
ズリズリズリズリ…
嫌な感触が…
柱にすれないようにロッドワークでかわすも嫌な感触は止むことがない
そして無情にも障害物に向かって突撃するアカメ
これはおそらくそんなに大きくない、てことはロッドパワーを試すいい機会かもしれない
ここでプロト7.8Hの力の見せ所、スプールを抑え無理矢理引き剥がす！
難なく引き剥がせれるアカメ
だがしかし油断はできない
昨日のにのまえだけは絶対せん！
そしてすぐにクラッチオフ！
指ドラグで嫌なところへ走る時はテンションを緩め走らす方向を調整
その間も続く嫌なズリッズリという感触
これは…かかりところがかなりやばいような気がする。。
そして弱らせ手前に寄せる
が、手前も障害物まみれ！
アカメで油断してはいけないのはいきなり息を吹き返して障害物に突っ走られ切れること
突っ走られても大丈夫な位置でアカメに息を吸わせ弱らせる
そして…
7.8Hアカメで入魂！任務完了！
83cm7キロちょい
60lbリーダーがザラザラに…
そして撮影を速やかにし蘇生をしっかりしリリース
そしてついに台風が高知へ上陸しそうということで帰広
うーむ、アカメが釣れた事は嬉しい。。嬉しいのだが。。。
初日にかけたやつがとりたい。。。
また今回も高知に忘れ物
忘れ物をとりにまた高知へ行こう。。。
そして広島へ帰宅し台風の中、今度は広島編へと物語はつづく。。。
最後に、現在高知でアカメ釣りができるのは現地の方々のお陰です。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが高知県のアカメ釣りは1度危機的状況を迎えました。
現地の方々が守ってきたアカメ、アカメ釣り
遠征組の人達はくれぐれもその事を忘れず、お邪魔させていただいているということ、今アカメ釣りができることへの感謝の気持ちを忘れないでいただきたいです。
アカメが釣れたならその貴重な種を後世に伝えれるよう丁重に扱い、そして近隣住民の方の迷惑になるような事をしないように、この大切な文化を皆で守って行けるよう心がけていきましょう。