皆さんこんにちわ。愛知AUXスタッフの柿本です。
秋と言えば食欲の秋!!
深夜のラーメンが美味しい季節になりましたね。
次郎系だったり横浜家系だったりの誘惑に負け、釣りにいってるんだかラーメン食いにいってるんだかわからなくなってきました。
カロリー消費の為にも釣りの方は今回もピン撃ちランガンゲームでしっかりと歩きます。
ということで前回に引き続きピン撃ちランガンゲームについて語らせていただきます。
今回は魚と人とを繋ぐ糸の話。
僕のメインで使用するラインは主にPE2号。
高感度ライトラインがメインの昨今のシーバスシーンでは、中々使用する機会も少ないのではないでしょうか?
それでもあえて感度の劣る2号のPEを使用するには明確な理由があります。
理由を語る前になぜ高感度PEが主流になってきたのか?
シーバスフィッシングにおいて高感度PEを使用するメリットについて考えましょう。
①好感度により地形の把握、流れの変化が把握しやすい。
②スピニングで使用した場合飛距離が伸びる。
③ミノーが深く潜るのでディープ攻略がしやすい。
このメリットの逆がそのまま太いPEラインのデメリットになります。
しかし、それはスピニングでの話です。
ベイトタックルではこのデメリットを補完、あるいはメリットに変換できるのです。
感度についてはベイトタックル自体の感度の良さで十分補完できます。
これはリールの内部構造と取り付け位置の関係でベイトタックルの特権といえますね。
2号以上にしても必要最低限の情報を受け取ることができます。
飛距離についてはベイトタックルでは糸の放出方法からスプール痩せからくる抵抗増加の影響を受けず、太いPEラインの飛距離低下が起きにくいです。
ラインの太さはルアーの潜航深度に影響を及ぼします。
バスのクランクを巻いたりするとその傾向は顕著に出ますね。
メーカーによっては推奨ポンド数を表記しているところもあります。
フロロカーボンほど差は激しくないですが糸が太くなれば潜航深度は浅くなり、よりシャローを引くことができます。
そもそもシャローにさす魚はスレの進行度に差異はあれど、基本的にエサを求めやる気のある個体です。
特にディープに落ちたでかい個体というのは、やる気の無いときにどれだけルアーを見せようがそうそう口を使うものではありません。
であれば太いラインでシャローを積極的に狙うというのは、ランカー攻略において最も効率的と言えます。
特に秋の荒食いシーズンであればその傾向は顕著に出ます。
周りが遠投にこだわる中見落としがちなドシャローでランカーが現れたりもざらに起こるのが秋です。
おや?またもや長くなりすぎてしまいました。
最後に私がベイトリールに2号を使用する理由だけ。
それは圧倒的なトラブルの少なさです。
高切れせずバックラッシュもほどきやすい。
トラブルレスなベイトタックル生活を送るのにPE2号は一つの分岐点なのです。
長くなりすぎてしまったのでさらに突っ込んだ理由は次回ということで。
次回「ピン撃ちゲームのライン選択そのメリットとは?」
もうしばらくお付き合いください。
Aich japan
Seabass
Rod:Beams CRAWLA8.3L+
Angler:Takeshi Kakimoto