ピン撃ちゲームのライン選択 そのメリットとは?

皆さんこんにちわ。Fishmanテスターの柿本です。
今回は前回、前々回と続いたシリーズをようやく完結させます。

秋のランカー祭り到来!ランカーキラーBeamsCRAWLA8.3L+

時代に逆行!?なぜ太いラインを使うのか

ランカーシーバス攻略のシャローピン撃ちゲームにおける、太いラインを使用するメリットとは?
ベイトタックルで太糸を使用するとデメリットを打ち消すというのは前回語りました。
では今回はそこからどんなメリットが生まれるのか?

・緩い潮の時のドリフト
流れのしっかり効いたエリアやタイミングでのドリフトは出来るが小潮の緩い潮ではうまくルアーが流れない!!なんて経験ありませんか?
水を受ける面積が小さいラインは糸にかかる水圧や風の影響を受けにくく、純粋にルアーにかかる水圧のみでドリフトします。
しかし、太いラインは糸自体が色々な要素で影響を受けやすいため、小まめなメンディングが必要になってきます。
しかし、その”影響を受けやすい”というデメリットを逆手にとることでメリットに早変わり。
シーバス
シーバス

リーダーに比重の高いフロロカーボンを使用し、5m程のロングリーダーシステムを組みます。
後はラインを張らず緩めずのテンションをキープ。
フローティングミノーなら水面にU字を描くように浮いたPEが水圧を受け、ミノーを運んでくれます。
スローシンキングなら比重の高いフロロカーボンが水に馴染みつつ、ライン先行で流れることで緩い流れのドリフトを可能にします。
ラインを太くすることで、極端な表現をすると止水であっても風の影響で流れる水面に同調しドリフトすることが可能なのです。
プレッシャーがかかると思われがちな太いラインですが、状況次第ではよりナチュラルにシーバスにアプローチする為の最適なラインとなります。

緩い流れを太いラインで流す感覚を掴んだら、水のなかにラインを入れる量を調節することで自由自在のドリフトを行える。
シーバス
シーバス
太いラインの使用をためらっている方は、是非緩い潮の日に少しだけラインを太くして釣りに出てみませんか?
Aich japan
Seabass
Rod:Beams CRAWLA8.3L+
Angler:TakeshiKakimoto
Line:Fishman PEプロト 2号

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