数年前から、オリジナルなキャラクターが欲しいと思っていて、イメージしていたのが3頭身くらいのロボットだった。
カタログや映像など媒体と相性が良いだろうなと思ってはいたが、なかなか形に出来ずにいた。
そしていろんなプロダクツを作っていくうちに、長物を作ることが多く、横長で使える「柄」や「パターン」もオリジナルで作りたくなったのだ。
そんな欲しい「柄」と「ロボット」をぼんやり考える近年だったが、最近本気で考え始め、ラフイメージを書きまくった。
柄と言っても無限にある中で絞り込んでいく作業から始めた。
世界中を回っていると、各国の民族衣装のお土産が多い。
いわゆるエスニックだ。
これはFishman本社が拠点にしている北海道にはアイヌ民族が存在していたではないか。
これは相性が良さそうだぞと世界の民族衣装を参考にしながら、アイヌのエッセンスを取り入れたデザインにしよう!
という脳内に辿り着いた。
こうして、とあるパターンが完成。
そして
長いもの、例えばロッド袋などに配置し、色を変えリデザインしていく
例えば来年発売予定のブランシエラ3.9ULのロッド袋へ移植してみた。
これはアリではないか?
イメージは「短刀」の袋だ。
長い時間見ていると愛着が湧き、この柄に名前が欲しくなってきた。
発想の始まりは民族柄=エスニック
エスニック・ネイティブ・トライバルなどと言われることが多い。
そしてこれら民族の文様には「魔除け」の意味がある。
魔よけは英語でアミュレット(amulet)
!?
これだ!!
ということでこのFishman柄をアミュレットと命名し、さらにいろんなプロダクツへおろしていき、
魚柄も欲しくなっていった。
魚柄スタート時のラフスケッチ
お、だいぶ良い感じ♪
ロゴはどうやって付けようか。
こうして仕事終わってから、家でラフスケッチに時間を費やしていた。
そして
アパレルに落とし込んでいく。
これはアミュレットフィッシュとして来年発売というところまでいっている。
帽子などにも
来年はこのアミュレットを見る機会が増えると思います。
これらの柄は昔から、幸運を呼ぶお守り的な役割もあるので、釣りにはてとも相性が良いものだなと思ってのデザイニングなのです。
これらのプロダクツの全貌は近日中にHPやSNSで発表していきますので、ご覧いただければと思います。
あ、ロボットのこと書けなかったw
また次回!