春と言えば、わたしが狙うのはもちろんカワヌベ(アカメ)。
これまではボウズ上等で毎晩のように川に浸かってきたものです。
つい先日から今年もカワヌベ求めての釣行を開始しました。
ただ、ちょっと気が早かったようで、本命のバイトは今のところ皆無です。
今年使用しているロッドは久し振りにナナテン。
そう言えば、ナナテンで最後にカワヌベと戦ったのはいつだっけ?とフォルダーを見ると…
懐かしい画像を見付けました。
デジカメが壊れていたので、スマホで撮影した粗い画像。
もう4年も前のことになるとは驚きです。
この年は、3月からずーっとカワヌベ求めて川に通い、何度もヒットさせるもバラシの山を築き、漸くキャッチできたのが6月でした(笑)
もう春とは言えない初夏の魚でしたが、産卵前のパンパンなみごとな魚体に出会う事が出来て、本当に嬉しかったのを昨日の事のように思い出せます。
わたしのホームである肝属川が流れ注ぐ志布志湾のアカメ事情はどんなものかと言うと、昔からその存在は幻のようなものでした。
つまり、個体数が少なく狙って釣れるような魚ではなかったわけです。
それを、曲がりなりにも狙って釣ったと言える為には、毎年のようにキャッチできなければまぐれと変わりないわけですが、この4年は毎年春にキッチリ仕留めています。
幻を現実にする…それを可能にしているものは何か?
圧倒的に「粘り」だとわたしは言い切ります。
ただ、釣れるまで帰らない意気込みでトライしてたら間違いなく続きません。
3年前には42連続ボウズ後に漸くヒットさせたなんてこともありました。
今夜も釣れなくていいや!ぐらいの気持ちで緩くフィールドに立ち続けることが肝心です。
今夜こそ今夜こそと、張り詰めた意気込みではそうそう毎晩はもちません。
そしてその緩いテンションであっても、楽しめることが非常に重要で、そう言う意味でFishmanロッドは間違いなく「粘り」を引き出してくれる欠かせないアイテムです。
釣果無くとも、キャストが楽しい!だから続けていられる!!
それに気付かせてくれた竿「ナナテン」を持って、今年も緩く行きます。
まぁ楽しく通えれば、成るように成るさ!(笑)
Kagoshima Japan
Lates Japonics
Rod:Beams 710MH
Angler:Noriyuki Kanmiya