大勢のご参加、ありがとうございました!9年目の魚野川ヤマメ発眼卵放流レポート

にしにしです。

今回は釣りレポではなくて恐縮ですが、今年も頑張ってまいりました、新潟県南魚沼、トラウトの聖地・魚野川のヤマメ発眼卵放流!

あの、7.13新潟福島水害で荒れ果てた魚野川、かつての魚が飛ぶほど居る川を、釣り人の手で回復させたい。

そんな気持ちが、ルアーだのフライだの餌だの、そんな釣法に関係なく、大勢のアングラーを動かしました。

南魚沼でペンションを経営し、シマノのテスターを卒業、その後もアムズデザイン、アイマのテスターとして活躍する船沢京介氏が発起し、フィールドの未来を守る活動として、この発眼卵放流を始めてはや9年。

うち8年をにしにしも参加させて頂きました。

近年では、重経験者として、初参加の方もいる中、半リーダーシップを取らせて頂くこともあり、自身大変恐縮しながらも、楽しく活躍しております。

冷たい川に浸かり、砂利を3種類の大きさで集め、川底を手作業で掘り、平らにならし、そこに塩ビ管を立てて砂利を敷き詰め、人口の産卵床を造り、目がキョロキョロするまで育成されたヤマメの卵を優しく優しく設置して、布団のように砂利を重ねる。

この冷たい水の中で。

かなりな重作業ですが、誰もが楽しく、笑顔を絶やさないで作業するのです。その表情は、本当に魚が、川が、自然が好きなんだと誰もが判る、そんな笑顔なのです。

Fishmanユーザーの方も沢山参加されるようになりました、

なんと釣りをしない方も参加されました。そして自然が好きなちびっこも、お小遣いを貯めてウェーダーを買って参加してくれました。

自然を愛する気持ちと、魚野川が好きな気持ち、それがこのU’sFutureSの活動の原動力。

魚野川の未来と名付けられたこの活動、また来年も再来年も、いつまでも続けたい。

北米の先住民から聞いた言葉、「今ある自然は先祖から受け継いだのではない、未来の子孫から借りているだけなのだ」

何年も先の、皆様の子孫の世代でも、綺麗な川で、沢山の魚が飛び交う、そんな未来を切に祈り、そして残していこう。

そう願わずにはいられない、と言うにしにしでした。