皆さんこんにちは!広島AUXの木村です!
絶賛テスト中のFishman初となるジギングロッド「631プロト」、前回はブレードジギングのテストで使用しましたが、今回は瀬戸内海でのブリジギングに使用してきました!
昔なら季節的にメインとなるパターンはタチウオ!…なんですが、驚くくらいに海遊しなくなってしまったタチウオ…。ゆえにここ数年良くない状況が続いていましたが、今年は少しだけ復活の兆しが見え一瞬だけならタチウオパターンが成立する期間が!
そうならば行くしかない!!ということで、今回は山口県の釣り船アフロさんにて出船!
タチウオパターンといえばロングジグ。そして瀬周りを攻めるケースが多く必然的にジグウェイトも重くなるため、メインロッドを「631プロト」にして、一応「630プロト」も持っておこうかなとサブに考えていましたが、この選択が後で最高の結果に…。
この日は昼過ぎまでは違うエリアでイワシパターンの青物を、そして夕方になるといよいよ本命の潮、有望なエリアへ船長が船を走らせます。
ポイントに到着後、いきなりタチウオが青物に追われ水面を割るボイルを発見!船全体の活性も上がり日も傾き始めいい雰囲気!まずはタチパターンの王道、ブリス、アスナロⅡの200gからスタート。
タチウオパターンは普通のジギングとは違い、ジグをワンピッチでバシバシシャクるというよりは、ジグを暴れさせないよう、あまり飛ばさないよう、柔らかく、そして一瞬だけジグをフラッとさせるイメージ。ちょっと伝わりにくいのですが、タチウオの動き自体がそういう感じなのです。笑
普通のワンピッチジャークに比べればゆったりとさせ、完全にティップが戻り切るような強いシャクりではなくベリーを曲げてジグを持ち上げた後、ティップまでは戻さないくらいのシャクりで誘っていくのが自分の中でのタチパターンの誘い方。このジギングロッドはティップが入ってくれるのでジグが必要以上に飛ぶこともなく、このパターンで使うのにすごく心地よくシャクれます!
そしてこのタチパターンの気持ちいいところ、それはシャクっていると下から突き上げるようにバイトしてくれるため完全にテンションが抜け、その瞬間に急いで巻いて重さが乗った瞬間にフッキング!…この瞬間がたまらなく気持ちいい!
難なく1匹目をキャッチしたのですが、そのあとからどうもシャクっている時の感じが合わない…。ここでロッドをなんとなくで持ってきた630プロトに変え、ジグもタチナロ150gに変更。ジグを軽くして少し斜めに角度を付けてアクションをさせたかったのと、ジグを軽くしたためロッドが強いままだとアクションが強くなりすぎてしまうのを防ぎたかったためです。
すると…これがどハマり!面白いように1人だけバイトが増え、完璧にパターンを捉えいいサイズの青物が連発!
ちなみに…630を使う際は少し太軸のフックを使用すると曲がるブランクの性質上、完璧に貫通しないことがあるので、フッキングは強めに数度入れることをお勧めします!
全国どこでもジギングができるロッドをコンセプトに続けてきたロッドですが、沖縄でのスロージギングでグルーパーなどの大物系からオキナワオオタチ、本州近海の青物など、どこでも戦えるロッドに仕上がってきています。
Fishmanロッドを使ってオフショアジギングがしたいと思っていた皆様、もう少しお待ちください。最高のロッドを完成させていきたいと思います!
【タックルデータ】
ロッド:631プロト・630プロト(Fishman)
リール:オシアジガー2000HG(シマノ)
ライン:スーパージグマンX8 3号(YGK)
リーダー:ソルティメイトシステムショックリーダーFC 12号(サンライン)
エリア:山口
魚種:ブリ
アングラー:木村匠
【着用アイテム】
帽子:アミュレットフィッシュ ニットキャップ(Fishman)
→https://www.fish-man.com/shop/?colorme_item=152506877