現役釣具店スタッフが解説する「夏の釣りで役立つアイテム」〜オフショア編〜

こんにちは!神奈川の引本です!

梅雨が明けると真夏の釣りシーズン!釣りが最も盛り上がる季節に現役釣具屋店員の私が実際に現場で使っている・持って行っているアイテムを解説も含めてご紹介致します!

今回はオフショア編!

偏光サングラスは2種類!天気で選んで時合いを逃さない!

太陽の光から目を守ったり、水中の状況を見やすくする便利な偏光サングラス。私は少なくとも釣り場には2種類のレンズを持っていきます!

まずは、TALEX製のトゥルービュースポーツ(TVS)というレンズ。こちらは明るめの黄色系のレンズで曇りの時に良く使います。光度が低く、視界が暗い時に使うと全体的に明るく見え、釣りの準備やノットを組む時がスムーズにできます!様々な状況に使え、場所を選ばないこのレンズは最初の1本目にオススメなレンズです!

そしてもう1つはこちらもTALEX製のトュルービューフォーカス(TVF)というレンズです。こちらのレンズは比較的暗く、レンズ自体の色も濃いです。

使う状況はお日様ピーカンの海原で鳥山を探す時。ピーカン時のこのレンズは快適そのものです!遠くのシルエットもしっかり見え、光の反射で眩しいという感じは皆無です!オフショアマンは持っておいて間違いなく損はない1本です!

暑さを避けるウェアと身を守るウェア

太陽の下で周りは海。もちろん日陰なんてないオフショアにおいて、暑さから身を守ってくれる貴重な存在「冷感ウェア」!Fishmanから色々な冷感ウェアが出ており、お店でも人気商品です!

冷感ウェアで大切に思っている事は肌がなるべく見えない事。

日焼けは釣行後激しいダメージを与えます。特にシャワー浴びてる時は凄く痛いです。その為、少しでも肌が見えない長袖がバッチリです!

そして大事なのは帽子です。キャップやハットがありますが、どちらを選ぶかは似合う方でいいと思います!ですが、選び方で注意して欲しいのは「首が隠れるか」ということ。

首は長袖着ても隠せない事が多く、気付けば火傷に近い日焼けになっている事も…なので深く被れて首も隠れるハットがオススメです!

私はハットが絶望的に似合わないのでキャップを後ろに被って、首の日焼けを防いでいます!髪の生え際だけ焼けてない所が出来て少し恥ずかしいですが笑

そしてもう一つ、忘れてはいけないのはレインウェアです。

突然の雨に降られると冷感ウェアはキンキンに冷えてしまいます。さらに風が吹けば凍えるほど体温を奪われます!なのでレインウェアは持っていきましょう!

クーラーの中に非常用アイテム!

夏の釣行で一番気を付けないといけないのは「熱中症」です。

釣りに夢中で知らない間に体が限界を迎えて目の前が真っ暗…そんな見えない危険と隣り合わせなのも夏の釣り。事前に用意しておいて欲しいのは「ロックアイス」!コンビニなどで売っているモノで、クーラーの中に保冷剤と一緒に入れておきます。

ロックアイスの便利な所は、クーラー内を冷やしてくれるのはもちろん、釣り終盤で飲み物が切れて熱中症気味になった時、いい感じに溶けていてそのまま飲めるという所!

そして釣りが終わった後、まだ水が残っていれば水道がない時に道具に真水をかけられる所です!

時には非常用の飲料水に!時には道具を潮から守ってくれる真水に!是非!釣行時はロックアイスを!できれば、塩分入りのタブレットも持っていれば尚良しです!

1番盛り上がるシーズンですが、いろいろな危険が伴うこともまた事実。無理せず安全にビッグファイトを楽しみましょう!