「掛ける」、「乗せる」の二刀流

こんにちは、京都の渡辺です。

今回はついに発売となりました「BC4 6.10MXH」で、良い釣りができたので、そちらを書かせていただきます。

なお「BC4 6.10MXH」ですが、ホントに多くの皆さまからご注文をいただき感謝しかありません。デリバリーまでまだ少しございますが、もうしばらくお待ちください。

さて、今回ロクテンを使って狙ってきたのは「増水した河川」。

河川にも様々なバリエーションがあります。例えば、普段浅目の河川で増水時に狙い目となるポイントの1つが「増水により冠水した植物」。

そこで暮らしていた虫やカエル達。取り残され波紋をたて水面に浮く虫、騒ぎたてるカエル達、はたまたシェルター代わりに身を寄せる小魚…等。つまり、ナマズが好む要素である「浅く獲物の補食が容易」である。まさにビュッフェスタイルのお店が開店する訳です。

冠水ゾーンではこういった状況とは別に、秋の河川はイナッコが騒がしく群れで回遊し、冠水植物のアウトサイドなどはイナッコの群れが過ごしやすいんですね。ナマズはイナッコも好んで補食する為、異なる2つの戦略を考える必要があります。

そこで、「BC4 6.10MXH」なんです。ロクテンの張りがあり掛けれるブランクはライトカバーでのフロッグゲームにも対応するので、冠水カバー内の水草の上をフロッグで狙うこともできる。

フロッグが草と溜まりを越えながら探ると‥‥

…「バッチュ!」ロクテンの強靭なベリーできっちりフッキング!ひとたびフッキングすれば、バットパワーでグイグイ寄せてくることができます。

次々と襲いかかる鯰達。

マッチザベイトを意識して狙い撃てる…そんな仕上がりになっております。

続いては、オープンと冠水ブッシュカバーのアウトサイド付近。そう、先述したイナッコ達がベイトとなる展開です。

ルアーはフロッグからポッパーへ。

ポトラッシュを使っての遠距離アプローチ。また、プラグがぶっ飛ぶんですよ、この竿は。ロクテンは「張り」があるものの、しなやかなティップが特長。ペンシルやポッパーなどのメリハリを効かしたアクションも得意。

イナッコ周りでパニックアクションを演出すると…狂ったように鯰がバイト!

積極的に掛けにいけるロッドではあるのですが、しなやかなティップでバイトを弾かず乗せやすいロッドでもあるんです。さらに、ロクテンのショートグリップの恩恵はアクション主体のルアー操作にも大きく貢献。

多様性に富んだ秋のフィールド、その様々なシチュエーションを1本で攻略できる。高いバーサタイル性能を纏ったロクテン、頼もしい一振です。

【タックルデータ】
ロッド:BC4 6.10MXH(Fishman)
リール:SVTW1000L(ダイワ)
ライン:PEフロッグデュラセンサー4号(ダイワ)
ルアー :ポトラッシュ(疑似餌工房彩×しみりゅうDesign×いきもの掛かり)/フロッグ(ノーネーム)
フィールド:京都府
魚種:ナマズ
アングラー:渡辺明弘

BC4 6.10MXH


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