「ニゴイ」って実は…?

こんにちは京都の渡辺です。

今回は本州の様々な河川で暮らす川の掃除屋「ニゴイ」についてのお話です。

ニゴイと聞いて皆様が認識されるのは“一種類のニゴイ”という方がほとんどではないでしょうか。実は日本には3種のニゴイが存在しています。

ニゴイの種類

ニゴイはカマツカの仲間に分類される種。

まずは皆様の馴染みある…

1.「ニゴイ」

網目状の鱗で武装した魚。この種が多く分布しているもっともポピュラーな種。

2.「コウライニゴイ」

この種は1.のニゴイにくらべ、ロングノーズな面構えが特徴。通常種との見分け方は唇にあります。おちょぼ口のニゴイとは異なる分厚い唇が特長のコウライニゴイ。山手の里川などに分布しています。

3.「ズナガニゴイ」

二種に比べ小ぶりでスポットが入るニゴイ。カマツカよりも、少し大きな程度の魚で、見つけて釣るというよりも「餌釣り」「もんどり」「打ち網」の方が出会える可能性が高い魚です。

ニゴイの釣り方

ニゴイ釣りを長らくしてきまして、よく聞かれるのが「ニゴイ釣りはどんな竿が良いの!?」ということ。経験上、Fishmanブランクでは2本のベストなロッドがあります。

一級河川等川幅のあるエリアでは「BeamsLOWER73L」。そして、小規模河川では「BeamsLOWER 62L」。

至近距離でもベストアプローチが可能で、かつどちらもニゴイの吸い込みバイトを絡めとれるLOWER シリーズが◎。

フィッシュイーターのニゴイはルアーへの反応がよくゲーム性の高いターゲットになります。今回は「メタルちゃん」という極小チャターベイトでの釣果となりました。

ちなみにルアーは10cmまでのトッププラグからミノ―、小型クランク、スピナ―、5g程度のスプーン、ソフトルアー、フェザージク…他、様々なルアーで狙って釣る事ができます。

決して外道ではない、愛すべき川の掃除屋「ニゴイ」。ニゴイの各種の生態などを踏まえ、狙って釣る「ニゴイゲーム」。

面白い魚だと思いませんか?(笑)

皆さまのご近所の河川で遊んでみてはいかがでしょうか?

【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER6.2L/Beams LOWER7.3L(Fishman)
リール:SSAre XG(ダイワ)
ライン:PEシーガーX80.8号(クレハ)
リーダー:ショックリーダー シーガーフロロ8lb (クレハ)
ルアー :メタルちゃん1.8g~2.5g(いきもの掛かり)
フィールド:京都
魚種:ニゴイ
アングラー:渡辺明弘

Beams LOWER6.2L


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Beams LOWER7.3L


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