こんにちは!秋田の伊藤ヨシクニです。
トラウトアングラーのみなさん!今年も春の訪れと共に渓流釣りの解禁日がやってきましたね〜!
そしてヤマメやイワナの解禁と共に、あのビッグトラウトの解禁も待ちわびていたアングラーは多いのではないでしょうか?
…そう!サクラマスです!
昨年は暖冬の影響で降雪量も少なく、解禁直後から水量が少ないスタートとなり、私的にはとても厳しいシーズンでした(涙)
そんなアングラーの心を虜にするサクラマス。その銀鱗が輝く魚体をなんとか今年は拝みたく、オフシーズンはタックルボックスのルアーを整理しつつ色んな妄想を膨らませてながら準備を進めておりました。
そんな私の本流サクラマス釣りで相棒となるロッドは「Beams LOWER8.6L」。最近は周りでもベイトタックルを使うアングラーも増え、このロッドについて質問を頂く事も何度かあったので、今回はこのBeams LOWER8.6Lというロッドを少しご紹介したいと思います!
これからベイトタックルでサクラマス狙ってみたいアングラーさんのタックル選びの参考にしてもらえたら幸いです!
Beams LOWER8.6Lのスペックはこんな感じです。
全長:262cm(8.6ft)
継数:3ピース
仕舞寸法:96cm
グリップ長:44.5cm
自重:167g
素材:4軸カーボン
ガイド:Kガイドチタン+ステン
ルアーウェイト:5-25g
ライン:PE0.6~2号
私は中・大規模河川でミノー主体の釣りをする場合にこのロッドをメインに使っており、遠投で飛距離が必要となる場面でなければシーズン中は大体このロッド1本で通しています。
ブランクスは全体的にしなやかなレギュラーテーパーな作りになっており、本流サクラマスで多用する7〜10gあたりの軽量なルアーでもテイクバックでロッドにウェイトをしっかり乗せられるので、ルアーがスムーズに弾き出されとても気持ちよくキャストが決まってくれます。
また、Fishmanロッドの中には6〜28gと適正ウェイトのスペックが似ているBeamsCRAWLA8.3L+もありますが、下限に近いウェイトのルアーはLOWER8.6Lのほうが投げやすいように私は感じます。CRAWLA8.3L+はややファーストテーパー寄りな作りで張りと感度が強めなので、重めのスプーンでボトムを転がしたり深場をバイブレーションやディープミノーのトゥイッチで攻めるような釣りに向いており、状況によって使い分けるのもアリだと思います。
そしてLOWER8.6Lのしなやかなティップセクションと粘り強さのあるベリーとバットセクションは、サクラマスとのやり取りにおいてもそのポテンシャルを存分に発揮してくれます。しなやかなティップはサクラマスの鋭いバイトも弾きにくく、絡め取るようにヒットに持ち込むことができ、ヒット後のやり取りでは粘り強いベリーとバットが瞬発力のあるサクラマスの泳ぎにも柔軟に追従して引きをいなしてくれます。
懐の深いしなやかなベンドカーブはベイトリールの弱点でもあるドラグ性能もしっかりフォローしてくれるので、鱒類の柔らかい口への負荷も軽減しながらファイトに挑むことができます。
ちなみに、私が使用するリールはカルコンDCの100番(240g)。リール装着時のロッドバランスも良く軽快にキャストすることができるので、アタリの少ない本流のサクラマス釣りであっても集中力をキープしながら投げ続ける事ができます。
Fishmanロッドは様々な魚種に幅広く対応できるモデルが多く展開されており、このBeams LOWER8.6Lもまた様々な釣りに対応できる汎用性高いロッドです!そして本流のサクラマス釣においてもオススメのロッドですので、これからベイトタックルでサクラマスを狙ってみたいという方の選択肢のひとつとして考えて頂ければ幸いです。
是非今シーズンはベイトタックルで様々な魚種に挑戦してみてはいかがでしょうか?