春、わたしの魚釣りの一大イベントと言えばカワヌベ(アカメ)!

こんにちは、Fishmanテスターの上宮です。

春、わたしの魚釣りの一大イベントと言えばカワヌベ!
もうご存じの方もこちらの読者の方には多いかと思いますが、カワヌベとは標準和名でアカメ。
あの幻の魚と言われているヤツの事です。

もちろん、今年もヤツを狙いに川に連日通い詰め…たいところでしたが、今年は一切それはせずに、磯ベイトタックルでのキャスト練習に明け暮れました。

ただ、諦めたなどと言う事は全くありません。
何故なら、この5年間毎年春にカワヌベ狙いで遠方から駆け付ける友人がいるからです。

カワヌベが川に差す大まかな期間は2月ぐらいから読めていました。
海水温や気温のデータのウォッチや累積はもちろんですが、日々の生活の中で目に入る街路樹の葉の色やツバメの巣作りのタイミングや子供の寝相までもが(笑)、わたしには魚釣りのヒントです。

ただ、現場で実際にキャストするポイントやアングルやタイミングなどのディテールは全く見えていない。
二人で探そう!と誓って挑んだ六日間でした。

最初の3日は悪天候で釣りにならず、状況が回復したのは四日目から。
そして、地元のわたしですら年にそう何度も聞けない、カワヌベの爆発的な補食音を聞いたのはもう最終日前日。

この間シーバスはポツポツ釣れてはいましたが、カワヌベのバイトは皆無。
最終釣行前の食事では友人も諦めの言葉も漏れていましたが…

迎えた最終夜。
朧気に見えていた時合いおおぼしきタイミングにまた補食音が!
相当にデカイ魚には間違いないが、カワヌベであるかは確信できない音。
それでも一発逆転を信じて投げる…

答えは最良の形で返ってきました。
友人の竿にヒット!!

その竿はもちろんVENDAVAL!
友人がファイト中に呟いた「シーバスの3倍ひく!」そのカワヌベを上手くなだめるシナヤカさと、必要なら止めてしまうだけのパワーも備えたVENDAVALは彼にとって頼りになる相棒だった事でしょう!

わたしが掛けた魚ではありませんが、我々二人で狙った春のカワヌベをキャッチする事が叶いました!

Kagoshima Japan
Japanes lates
Rod:BRIST VENDAVAL 8.9M
Angler:Noriyuki Kanmiya