ワームの釣りもBC4シリーズは対応しているのか? パート2

琵琶湖のブラックバス

你好。日本の皆様こんにちは。台灣のRYOです。
またまた前回記事の続きとなりますが、「海外遠征・BC4」という内容で、久しぶりの海外遠征で日本の滋賀県は琵琶湖へ行った際の様子をレポートさせて頂きます。
台湾に住んでいる私にとっては、日本・琵琶湖と言うのも海外遠征になるのです。
よろしれば、前回の記事と合わせて御覧くださいませ。

今回のテーマは「ワームの釣りもBC4は対応しているのか?」パート2になります。

前回のおさらいとして、今回の海外遠征で持ち込んだのはBC4 5.10シリーズ。
ご存知、仕舞寸法49cmのトラベルロッドです。。
製品について詳しくは、Fishmanサイトを御覧頂くか、カタログを見て頂くことにして、LH、MXH・XHという3本のシリーズとなっていますが、この3本があれば世界中のルアー対象魚のほぼ全てに対応可能です。もちろん陸釣り・船釣りの両スタイルにも対応です。
(今回、少し分かりにくい表現があるかと思いますが、お許しくださいませ)

今回は、琵琶湖ということで季節的にまばらな硬いウィードや沈んだ岩場を中心に水深4m前後のボトムを狙う釣りが多かったのですが、7g~10g前後のテキサスリグや直リグといったボトムを小突く釣りには「BC4 5.10MXH」を使用。
5g~7g前後のネコリグといった比較的に軽めの小さなリグで、ウィードや障害物にワームを置いておいたり、漂わせたりする釣りには「BC4 5.10LH」を使い分けました。

そもそも、広大な琵琶湖のボートゲームで5.10という長さは、短くて使いにくいのでは? という声も聞こえてきそうですが、強風の中でも空気抵抗のある軽いワームもロングキャスト可能ですし、ロッドのストロークを使った縦に捌くロッドアクションにおいても、5.10という比較的に短めのロッドでも難なく扱うことが可能です。

確かにロングキャスト、ロッドストローク活かしたロッドアクション、岸釣りでのバンク攻めや足場の高い釣り場等...
短いと操作しにくい場面に直面することも多々あります。
全ての方に合う万能なロッドではありませんが、5.10という長さが1番なわけではなく、あくまでも世界基準のパックロッドとして、総合的に「扱いやすい」長さかと思います。

相乗効果として、比較的短い分類に入る5.10という長さがもたらす恩恵も色々あります。
・キャストが上手になったような感覚
・ロッドアクションが上手になった感覚
・フッキングが上手になった感覚
・魚をバラさなくなったような感覚

これは何故かというと、答えは簡単で「操作しやすい」からです。
割り箸と菜箸、金属バットと木製バット….
どちらが使いやすいかはご説明不要かと思います。
ロッドは腕の延長。なんて言葉が昔から使われるように、そもそもロングロッドよりもショートロッドの方が扱いやすいに決まっています。
多くの方々がキャストの遠投性能とルアーの操作性を重視した結果、ロングロッドを選択しがちですが、時としてロッドの性能を最大限に使いこなせていない場合があります。

さて、釣りの話に戻します。
当日は、ハードルアーよりも主にワームの釣りを中心に使用したのですが、水深3~4前後のボトムの攻めでしたが、障害物や浚渫や沈船というハードボトムだけでなく、柔らかい障害物になるウィードに絡めた攻め方も多かったのですが、ウィードの釣りになるとワームの操作性も大切なのですが、ウィードからワームを外すという動作が必要となってくるので、ウィードをロッド操作で切り裂いたり、跳ね上げたりといった操作も大切になってきます。
代表的なのが、ハングオフカッティッングと呼ばれるテクニックですが、意図的にワームをウィードに引っ掛けて、瞬時に外すという動作を繰り返して、反射的にワームを動かしたりするのですが、この際にウィードから意図的にワームを外せないと、ウィードにワームが引っかかってしまったり、テンポの良いワームアクションが出来ません。
ここで必要となってくるのが、ティップとベリーの曲がり具合です。
操作の度にウィードがワームに引っかかってしまっては釣りになりません。
適度にロッドが曲がらないと繊細なアタリを感知できませんし、硬いロッドだと必要以上にワームが動いたりします。

このように横方向へ泳がせるハードルアー。ラインスラッグを使用した上下の釣りに代表されるワームの釣りとでは、ロッドの用途が異なるため、ロッド1本で全ての釣りに対応させるのは扱いにくいのですが、BC4 5.10シリーズは、専用ロッドとまではいきませんが、比較的にどんな釣りにも扱いやすいのが特徴です。

難しい解説はこの辺にしておきまして、BC4 5.10シリーズは、ワームの釣りにも対応しています。
比較的に短くて張りのある硬めのロッドは、小突くという操作においても有効ですので、ぜひ一度お試し下さいませ。
きっと想像以上に軽快なロッド操作に驚くかと思います。

アタリ感知からフッキングまでの瞬間など、当日の様子をYouTube動画にて編集中ですので、そちらも合わせてご視聴下さいませ。

※ Fishmanロッドに共通しているのが、怖がらずに「曲げること」。
とにかくロッドを十分に曲げる事で、本来の性能を引き出す事が出来ます。
曲げる事が出来れば、あとはロッドが勝手に仕事をしてくれます♬

台灣からRYOがお届けさせて頂きました。
世界中でFishman‼︎
それでは失礼致します。

琵琶湖のブラックバス

Shiga Japan
Blackbass
Rod : BC4 5.10LH / BC4 5.10MXH
Angler : RYO

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