こんにちは豪州テスターの龍です。最近は記録更新の魚をいくつも釣り上げノリノリで、危うく先月行ったソロモン諸島での夢の淡水魚狙いの記事を忘れる所でした。w
記録的なサイズの魚はまたのお楽しみで、本題の夢の淡水魚ですが、名前は知ってる人も御存知のスポットテールバス。マングローブジャック、パプアニューギニアンブラックバスに凄く似ていてかなりカッコイイ魚なんです。
ソロモン諸島ではこれがネイティブで現地の人に乱獲されていなければルアーで狙える場所がいくつもあります。今回は前から釣ってみたいと思っていたこの夢の魚をメインに今回の釣行を計画し、全部で3日間狙いに行ってきました。
初日目は現地の情報が無い所からのスタート。気になるエリアにかたっぱしから船を走らせ、そこの村人に聞き込む所からスタート。そして何とか得た情報から川を絞り、そこから現地人を雇い登山開始。w
そこに映るのは熱帯雨林の大自然、そして肌で感じる湿度100%。w
ここをローカルが木の枝や、どデカい蓮の葉みたいな植物達をナタでズッタズタに切りながら歩いていく。それを自分達はついて歩き良さそうなエリアが出てきたらキャストする。
そんな感じで釣り上がっていくと、大半のエリアでは小型の魚達がトップにバッチバチにアタってくる正に未開拓地帯。その中に有名な魚ジャングルパーチ、ガジュンと言った綺麗な魚達も多く釣れ、かなり癒しの釣りになったのですがターゲットのバスがなかなか顔を出さない…
そのまま登ること4時間、バスの居そうなエリアも結構打ったのですが、このまま登っても出る可能性も少ないそして夕暮れまでに村に戻れるか心配になり、この渓流はここで終了。
そして他の川を2日後に探りに登る。そこには最初に行ったエリアとは違い砂地と、泥地そしてレイダウンがいくつも存在するいかにもバスが好みそうなエリア。そこを上りながらランガンし、毎度の様にアタックして来るけどなかなかのらない魚。そしてよーく見ると水面から水鉄砲の如くルアーに発射してる謎の魚。そしてやっとバイトし、フックアップ。それなんとテッポウウオ。
初魚種にまたテンションも上がりそのまま上流へ。そこには大きなレイダウンが2箇所。明らかにバスが居るだろうポイント。そこに先に居た知り合いがキャストしかしノーバイト。もう1回キャストしなよと伝え….ノーバイト。w
絶対に居るだろうと思ったので自分もキャスト。そして…..ノーバイト。w 有り得んと思いもう1キャスト。そして…..水面炸裂!!!!!おっしゃー絶対バスだーと思い強烈なファイト開始。すぐさまレイダウンから離し、ランディング準備。あれ?赤い….?マングローブジャックだ。まさかの淡水マングローブジャックが釣れ、嬉しいのか嬉しくないのか微妙な心境。w
直ぐに写真を撮りこれでは無いんだなとリリース。
その後更に上流へ歩く事数分。流れ、レイダウン、ドロップオフと三拍子揃った1級ポイント。そこにペンシルを遠投し、そのストラクチャーの前を通るように早めのドッグウォーク。そして早速答えが帰ってきた。水面を激しく炸裂させるバイトを2回。そして同じラインをもう一度流し次は1発でフックアップ。激しく曲がる510MXH、キツく絞めたドラグは少し出されだが極力早く寄せた….
きたーっ!!!!!そこに悠々と現れたナイスサイズの魚体のスポットテールバス。そしてやっと夢の魚を捕獲。
感無量。
写真を撮り直ぐにリリース。久しぶりに喜びで手が震えた。最高の瞬間でした。
世界中でフィッシュマン🤙🤙🤙
Solomon Islands
Spot tail bass、Mangrove Jack、Archerfish
Angler:RYU
Rod:BRIST 5.10MXH