こんにちは!Fishmanフィールドテスターの上宮です。
今回は、わたしが出演した動画をご紹介いたします。
釣りSNS、『fimo』さんのYouTubeチャンネルからアップされたこちらの動画は、昨年10月に撮影されました。
当初は8月末の予定で、ターゲットはカンパチとシイラの予定だったのですが、台風により2回の変更の末に10月まで延びてしまいました。
その間にシイラはすっかり離岸してしまいましたが、その代わりになかなかいいサイズのトレバリーが回遊してくれて釣果にも恵まれました。
まぁ、実はこの撮影時にも台風接近前で強烈な風の中でのゲームになりましたが(笑)
動画は単なる釣行中心ではなく、ハウツーとロッドの性能を伝える事を重視したものにしました。
ベイトロッド専門メーカーであるFishmanのファンの方々にも見馴れないレベルワインドレスのリールを使用しての本格的な磯プラッギングでしたが、もちろんレベルワインド付きのリールでも使用できるようなバランスに仕上げております。
「リールがちょっと…」と不安な方もご安心下さい!
ただ、わたしなりに試行錯誤に励み、またこのゲームの先輩達の意見も参考にして、結局辿り着いたのがレベルワインドレスのリールです。
なぜこのリールが必要なのか?どのように扱えばいいのか?本動画でもしっかり解説しております。
特に注目していただきたいのはハンドレベルワインドの解説シーンです。
密に巻くか粗く巻くかの違いにより、キャストの飛距離やファイト時のライン食い込みに一長一短があります。
密に巻けばキャストは非常に楽になります。
飛距離も伸びますし、バックラッシュも起こしにくい。
しかし、ファイト時にラインにテンションが掛かるとスプールにラインが食い込みやすくなり、ドラグを高速で引き出すような魚とのファイト時には不安があります。
粗く疎らに巻いた場合時はその対極になります。
キャストは気難しく、スプールエッジをしっかりサミングできていないとバックラッシュの頻度が高まります。
しかし、ファイト時にはラインの食い込みへの懸念が薄いので安心してラインテンションを掛けられます。
ワインディングのスキルの差がそれぞれに非常に影響しますので、上手くこなすためには練習あるのみです!
ただ、こう言った情報はネットにも殆ど無いに等しいので、そのノウハウをこの動画で公開出来た事は価値があると自負しています。
初めてチャレンジする方は、一先ず密に巻いていればキャストへのストレスからは開放されるでしょう!
BRISTVAJRADANA11XHの開発コンセプトの1つに、スピニングユーザーにもチャレンジしてもらえるフレンドリーさを持たせる事がありました。
竿の性能を扱いやすくすると言う意味だけではなく、タックルバランスやテクニックとも言えないようなちょっとしたコツもユーザーさんと共有したいと思っています。
VAJRADANAは完成しましたが、そう言う意味でわたしのチャレンジはまだまだ続きます。
Kagoshima Japan
Introducing YouTube video
Rod:BRISTVAJRADANA11XH
Angler:NoriyukiKanmiya
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