PNG釣旅4日目
①はこちら
パプアンバスを求めて上流キャンプ2日目の朝。
残念なことに一晩中雨が降ってしまい朝まで残った。
やや濁っていて水は、曇天の朝でも分かるくらいマッディーへと変化していた。
それでも何故か日中になると晴れてくる。
今日の同船者はオーストラリアから参戦
ブリスベン在住ということで話しが合う
濁りの少ない支流があることを祈り、皆出船
ロコがいたら引き波を立てないように早めにエンジンを切り、惰性で通過。
そしてご挨拶や世間話し
とある村に寄り、チェーンソーを積む??
頑丈そうな男2人が新たに乗り込む。
林業の手伝いか?
それとも・・・・
しかし水はますます濁ってきた。
すでに3時間は走っているだけ。
すると目の前には川をふさぐ大木が横たわっていた
そう、このための要員だったんだ
意外と太い
大きく見えたチェーンソーが頼りなく見えてくる
太いのでなかなか芯に到達できないようだ
待つことしかできない
が、そこはエンタテインメントショーとして観覧
そしてようやく・・・・・
バキッっと
「やったー!!!」
持参の柿ピーとビールで大喜びw
しかし結論として折れただけで、通過できなかった。
別の支流へと向かうと、色はさらに絶望的・・・
折るまでもない倒木は足で沈めて通過
魚が居そうなジャングルリバーではあるが、まったくバイトはない
結局10時間近くクルーズしているが、まともにキャストできていない。
「この色じゃ無理だ。もう帰ろう」とガイド
また雨も降り出してきたので急いでキャンプ地へ。
その途中の小さな支流の水色が良い。
タンニンの効いたブラックウォーターのままだ。
源流はかなり近いんでしょう。
オージーと2人でブラックウォーターとマッディーウォーターの境目の奥にはログが沈んでいるポイントでキャスト。
沈んでいるログの奥に投げて、ログ際と境目をチェック
なんとすぐに・・・・
ゴンッ!!!
獲れちゃいました!!
パプアンバス!!!
メイン2種目の目標達成だ★
かなり強かったけど、この日からパプアン専用ロッドを借りていたのと、リールはコンパクトよりもドラグ力のあるビッグシューターへとチェンジしていたのと、先日の教訓から指ドラグも使っていたので1mmもドラグを出すことなく数秒でランディング。
楽しいけど物足りない・・。
アイツを知ってしまっているから。
このクラスやメーターバラではドキドキしなくなってきていた。
その後、雨が強くなりキャンプ地へ戻った。
この山奥のジャングルで温かいシャワーが浴びられる♪
お湯を沸かしてくれているんだ
ありがたや♪
その夜の会議で、せっかく遠い上流部へ来たけど、釣りにならないから河口へ戻ろうという結論に。