ビッグベイター必見!新作徹底解説BC4 5.10H

今年のFishman新作ロッドのリリースは前半にBC4シリーズ3本を予定しています。
発売予定時期:2021年5~7月

今日はBC4 5.10Hの解説をしたいと思います。
手っ取り早く知りたい方は解説動画をご覧ください。

 
 
ビッグベイターが必要な要素を凝縮した、4ピースパックロッド
BC4 5.10H
BC4 5.10H
汎用性の高い2~4オンスを振り抜ける
もちろんメガドッグもOK!
 
すでにラインナップされている5.10MXHと5.10XHの中間をカバーする「H」クラス。
この番手によって一般的に使用頻度の高いビッグベイトが非常に投げやすく、『ゴーテン』というショートレングスながら、ビッグベイトをカッ飛ばすことできる。
 
各セクションには重いルアーを投げるためと、アクションさせやすくするため、そしてフッキングに必要な個所の強化
BC4 5.10H
 
 

コンセプト

①2~4オンスのビッグベイトキャスト
ヘビーウェイトルアーを対応。というレベルではなく、完全に振りきってストレスなく投げることができる
 
②10gルアーも投げられる
その日のベイトがコノシロパターンかと思ったら、突然サッパに入れ替わるということもあると思います。
そんなときにあらかじめ仕込んでおいたティップセクションが性能を発揮し、10gルアーを投げた時にでもしなやかに曲がるので快適です。
 
③仕舞い寸法49cm
リュックにも入ってしまうビッグベイト専用ロッドなので、電車、自転車などコンパクトにして持って行かなければならないときに重宝する仕舞い寸です。
BC4 5.10H
 

各セクションの特徴

BC4 5.10H 
#1(穂先)
素振り時には「張り」しか感じられないが、実は中身は粘る素材がふんだんに入っている。そして重いルアーを投げる時やアクション時にも余計に曲がらないよう45度と75度のX軸カーボンを中層に配置。これはドッグウォークなどのアクション時にとても楽に操作ができる。
またバイト時にもギミックが発動する。ロッドアクションではそこまで大きく曲がらないが、掛かったらグインと追従しバイトを絡めとる。ガイドはすべてダブルフット。

#2
↑で絡め取ったバイトを、ここでフッキングを確実なものにする。粘り要素は#1よりも少な目に調整した。カーボンレイヤー各層のマテリアルを数センチ単位のトライアンドエラーで何度も何度も巻き直しフッキングに最適な、張りと粘りが生まれた。ガイドはすべてダブルフット。
 
#3
強いが最下層には粘り要素を入れた。動画でも言っているが、ピックアップ寸前でのバイトは何の魚でも多いもの。そういうときに限ってモンスタークラスが来て、キンキンの高弾性ロッドを折ったことがある僕としてはこの太いセクションこそ曲げるギミックを入れることによって、突然の大物に対峙したときに安心。
BC4 5.10H
 
 
スペック
●全長:5フィート10インチ
●継数:4
●自重:175グラム
●仕舞寸法:49センチ
●対応ルアー:10~100グラム
●対応ライン:PE3~10号
●価格:49800円(税抜)
●発売時期:予約受付中 2021年5月~7月デリバリー予定

関連ページ

BC4 5.10H製品ページはこちら
BC4 5.10H関連記事はこちら