4日目
もうすでに4日間消化してしまっている。
残り実釣日は3日弱しかない。
ただ精神的に追い込まれてしまってはダメだ。
釣れるもんも釣れない。
ラッキーなことに僕はそういう性格ではないのが救いw
昨日夕方やったスロープ対岸の釣れそうでまったく釣れないポイントは無視して(この時間なら釣れるのでは?という気持ちを殺し)
一気にインレットへ
この間、誰も見ていない。
この広い湖にウチら2人だけ。
これはどういうことか?
パラダイスなのでは・・・?
もしくは釣れないから誰もいないの???w
インレットから、濁った茶色い水が轟々と湖に注がれていた。
インレットに水の良いエリアはない。
しかし濁りに強い魚かもしれないから、サーフェスからボトムまですべてチェックしてみる。
注がれている流れの真ん中に大岩があり、両側から反転流、中央はテーブル状の鏡が形成されていた。
流れのエッジ反転流からの集まり場、鏡の下のいずれかに居なきゃおかしいポイント
超1級ポイントに朝1番にキャストできる。
ノープレッシャー。
出るならここだろ。
そして・・・・・・・・・・・。
何事も無いw
うそだろ?
あと、どこに着くっていうんだ?
アプローチが悪い?
そんなことはない。
居ないんだ。
水があまりにも悪いせいか。どっかに逃げて居るんだな。
湖を駆けめぐり、やや良いところと言えばこんな感じ
鯉が釣れそうだw
しかしチェイスもないもない
今度はロックエリア
ロックの壁から10mほどで水深25mはある。
さすがにトップまで上がってきずらいだろうと、2ozテキサスリグで一気にボトムへ到達させ、5インチ以上の大きめのワームでボトムでリフト&フォール
淡々と繰り返す。
いかん・・・・。
飽きてしまったw
バイトもないし。
魚が少ない?
居ない?
どうする?どうする?
ルアーを総動員させ、できることはすべてやり、ファーストバイトを取ることに集中。
無情にもどんどん日が高くなってくる。
時間がない。
ここと心中か。
またどこか探すか。
とそこに初めてアングラーらしきボートがやってきた♪
これはチャンス!
なんでも良いから情報が欲しい。
Hi!と声を掛ける
ロコだ♪
まだ釣れてはいないらしい。
釣り方はトローリングだった。
この湖は何が釣れるんだ?
「マーレイコッドだよ!」
やっぱりここで良いんだな!
どうやって釣ってるんだ?
「ボトムを攻めろ。朝夕はトップだ」
うん、イメージ通りだ
ティンバーか?ロックエリアか?
「今の時間はロックが良い。ボトムを流せ」
写真右奥の方が持っているようなディープクランクでトローリング
「これは8m潜るんだぜ!!!」
8m潜るったって、ロックエリアは25mあったぞw
ボトムにはほど遠いじゃねーかw
そして驚愕の事実も言っていた。
「去年100lb釣ったぜ!!」
wao!great!
とは言っておいたけど、彼も釣り師
すこしオーバーな人かもしれないw
話半分としても50lbだ。
すごいポテンシャルを持っている湖なのは間違いないようだ。
居るのは分かったけど、反応がなさ過ぎる。
こちらの流れも茶色い。
でもあまりの暑さに(37℃くらい)耐えられない。
こんなこともあろうかと、船上にあるものを持ってきていた。
そのあるものを握りしめ、小汚い沢のうえに登る
中央にいるのが自分w
そのあるものとは・・・・・・・・
シャンプーだ(笑
さっぱりしたところで釣り開始。
しかし釣れる気がしない
ここじゃない気がする
勘に賭け、せっかくたどり着いたレイクだが、移動を決意。
一旦街に出て腹ごしらえ。
なんとこの街で信号機を見ていない。
お店も1軒しかない。
この1軒はなんでも屋みたいで日用品から食事、釣り具まで売っていた。
バーガーをオーダー。
とても美味しそう♪
僕はラムバーガー。美味しかったけど少ししょっぱかったのでビールにピッタリ。
さて、コッドの情報が欲しい。
お店の人に聞く。
「リバーが良いぞ」
やはりこの釣りはポピュラーなようだ。
もしかしてみんなコッドを釣って育ったんじゃないか???
と思って、公園のカップルに聞いた
マーレイコッドはどこで釣れるんだい?
「西に1km行ったリバーが釣れるよ!」
またもあのリバーか。
今日川を見たのかな?この人たち・・・。
今日は濁流の焦げ茶色だよ?
それでも釣れるの?
「分かんない」
アングラーではない。ただの公園にいたカップルなんだw
そんかことは分からないからデカのように、片言の英語でやみくもに聞きまくるw
CG映画に出てきそうな、鼻のデカイやたらと味のあるおじさんが公園の芝を刈っていた。
コイツがくさい。
絶対に何か知ってるはずだ。
「おう、だったら案内してやるよ!!!50lbが釣れるぞ!!」
とか言ったりして♪
Hi!excuse me!
Do you know Murray cod?
と声を掛けた。
う!近くでみると思ったよりもじいさんだ。
おじさんじゃない。。。
でも、さらに良い雰囲気出してるぞ♪
さぁ、導いてくれ!
カモン!!
「あそこのリバーに行ってみろ!」
あんたもかい・・・・。
う~~~~、辿りつかん・・・。
ここに居てもしょうがない
少し離れるが、マーレイコッドの聖地、インバレルに行こう!
インフォメーションセンターで、情報を集める。
さらに釣り具屋もあった★
そして情報を集める。
さすがローカルshop
ボコボコポイントが聞けた♪
近づいてきたぞ!!
やっぱりここだったのか。
しかし鵜呑みは禁物だ。
脳内でうまいこと変換し、ポイントまでの距離や、そこがダメだったときの移動時間などを考え、残り時間から今どこに行くべきかYOSHIと打ち合わせ。
やっぱりこういうルアーがコッドには良いのか。
ジッターバグよりもカップは大きい。
ということは、かなり派手なアクションが好みなのか。
そしてこの色。
慢性的に濁っているのかもしれない。
もしくは濁りがとれたら、タンニン系の水質なのかも(茶色いクリアウォーター)
数点購入して、
バイ!センキュー!!!!
Beams営業しようと思ったけど、時が惜しいんでやめたw
さぁ、出発!
今度こそ夢のコッドに出会えるかもしれない興奮が全身を支配し、ビールを3口で飲み干すw
着いたころには、すでに日が暮れていた。
しかしまだ明るい。
居ることは分かっている(聞いたからw)
本当に気持ちが早る
もう頭ん中はコッドのことのみ。雑念はない。
トップウォータープラグをセット。
ガポンッ!!!
闇に捕食音が響いた。
YOSHIにヒットだ!!!
コッドではないが魚だ!!
オージーバスだ♪
初めて見たが、すごく太っていて良く引いていた。
今日はこの1匹で終了
鳥目の僕に漆黒の闇での釣りはつらすぎる。
しかし確実に近づいている。
明日はきっと釣れる!
そして何故か月が北方面の大地に埋まっていたので、星が綺麗だった。
いやそんな生やさしい言葉ではないな。
星雲ってこんなにたくさんあるんだ?
というのが見れた。
例えばオリオン座。
オリオン座の判断がつかないほど沢山の星に埋もれていた。