新潟の渓流トラウトシーズンも、
残すところあとひと月。
寂しい気持ちもありますが、
残り数回の釣行で良い魚を捕りたいですねー。
今年の夏は過激な暑さで、
地元河川も渇水高水温に参りましたが、
お盆を過ぎた頃からの雨で、
やっとそれが解消され、渓流の鱒達も元気を取り戻してきました。
この日はBeamsXpan43LTSを背中に担ぎ、
朝早くから深山でヤマメ狙い。
新潟の一部河川の固有種、『藤ヤマメ』。
去年のFishman.comでも紹介したアレですが、
今季の渇水で、今まで全く釣れませんでした。
残りの釣行チャンスが少ない中で、
どうしてもこいつだけはキャッチしたい…!
大きな淵の壁際に被さった樹木の枝、
そこに当たる流れとヨレ。
居るならきっとあそこだ、
だけどあのオーバーハングが面倒だ…
こんな時、役に立つのがヘビーシンキングミノー。
重さを生かした初速が生み出す貫通力を駆使し、
枝の中にルアーを直撃!
そしてアピールさせ、ハングからルアーが抜け出た瞬間、
後ろから凄いスピードで追ってきて、
バックリとバイトして反転したその背中。
『あいつだー!』とアドレナリンはドバドバ!
ドラグを少し鳴らしながらキャッチしたヤマメは
見事なまでに独特な色合いの藤!
キャストコントロール、ルアー操作を完璧にこなし、
張りのあるショートロッドでのビンビン感度のファイト、
もうたまらなく楽しい瞬間でした!
Niigata Japan
Cherrytrout
Angler: Hitoshi Nishimura
Rod:BeamsXpan 43LTS