【海釣行後のメンテナンス】ベアリング固着回避法を紹介します!

メンテナンス
関東スタッフの松岡です。
誰しも釣行後、メンテナンスをせずに釣具を放置してしまった事はあるかと思います。

特にこの季節。
ハイシーズンともなると、釣行の為に睡眠時間を削ってしまい、帰宅してからのメンテナンスが面倒で後回しにしてしまう事は僕たちもやってしまいます。。。

このメンテナンスをサボる事で、塩噛みしたベアリングの内部は結晶化した塩分で大変な事になってしまいます。

汽水域などの塩分濃度の低いエリアであれば大事に至らない事もありますが、下流域や港湾部などの塩分濃度の高いエリアですとベアリング内部の塩による固着が発生してしまいます。
こうなってしまうと、飛距離は致命的なまでに低下し、巻き感度はほぼ皆無です。。。

そして、こうなった時のメンテナンスでやってしまいがちなのが、固着したベアリングを無理矢理回して固着を解消しようとする事です。

これ、1番やったらダメです。
ベアリングの部品はハウジングやボール部分は比較的丈夫で壊れにくいのですが、ハウジング内部でボールを支持している部品は然程強度が無いので、無理矢理固着を剥がす事で変形や歪んでしまう事があります。
そんな時に、僕が行なっている解決方法は熱湯による煮沸です。

沸騰した熱湯を耐熱の入れ物に入れてあげます。
この時の分量はベアリングが浸かりきる程度で大丈夫です。
ベアリングを熱湯に浸けて数分間放置してあげたら、熱湯からベアリングを上げ、冷めてから通常通りのベアリングのメンテナンスを行うだけです。

とても簡単な作業ですが、ベアリングを長持ちさせるうえで、とても有効なメンテナンスなのでベアリングの固着でお悩みの際は是非、試してみて下さい。

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Angler:Takashi Matsuoka