こんにちは、Fishmanテスターの上宮です!
本当にほんとうに…何たる熱さであることか!
先月19日には気象庁から「異常天候早期警戒情報」が発表されましたが、更には23日になると「経験したことがないほどの暑さになっている地域がある。命に危険を及ぼすレベルで、災害と認識している」などと同庁の予報官からの声明が発表されました。
実はわたしもこの猛暑にやられたクチでわたしの場合はお腹から、そうです、あまりに大量の水分補給で胃腸が過労気味になり、挙げ句に感染性胃腸炎にかかってしまい数日ダウンしてしまいました。
わたしが一日の作業中に飲む水の量は6リットル。
毎日それでは胃腸も無理がありますよね。
闇雲に水分摂るだけではダメみたいです。
仕事だけでなく、屋外活動である魚釣りでも効果的な水分摂取を工夫する必要がありますね。
経口補水液を飲むのがいいんでしょうが、わたしはあの味が苦手で…(笑)
ダウンしている間に為になる情報を発見しました。
ハードに活動した後にはコップ一杯の牛乳が何やら効果的みたいです。
ポイントは血液量を増やす事。
牛乳のタンパク質の「アルブミン」が血液中に増えると、浸透圧の影響で血管内に水分が引き込まれ、血液量が増えるのだそうです。
経口補水液に含まれる塩分も同じ働きをします、
わたくし、牛乳なら大好きです(笑)
漸く体調も戻りましたので、それを参考に早速魚釣りに行ってまいりました!
しかも、日影もなんも無い磯。
だって磯行きたいんだもん(笑)
ただし真っ昼間はさすがに無理!
元気がある人でもこの熱さはヤバイので、昼間の磯釣行は自重する事をお勧めしたいです。
わたしは早朝の一時間勝負。
もちろん大量の水とパックの牛乳を持って。
重い荷物を背負って磯に降りる30分の山歩きの際に大量に発汗しますので着いたらすぐに牛乳を飲みました。
牛乳効果は…これは気のせいなんかじゃないでしょう!
早朝とは言え27℃で湿度もムンムンの中、いつもならばすぐに身体が熱ダレを起こしてしまいますが、今回は意外と平気です。
釣りをしながらも気になるほどダラダラと汗が流れる事もなく、ドリンクのガブ飲みも抑えられました。
まぁ、味が大丈夫な方は経口補水液を!
効果は恐らく同じです。
バケツで汲んだ水でウエアやキャップを濡らしたのも良かったのだと思います。
もちろんウエア類は速乾素材。
水分が乾く際の気化熱の効果で熱を放出してくれます。
そして使用ロッドはいよいよ最終の微調整に入ったBRIST 11XH proto。
10kg前後の青物をターゲットに磯からのダイペン、ミノー等の110gまでのプラッギングを主眼に置いて開発を進めて来たモデルです。
リールは400g前後の中型のロープロ機を合わせてもいけますが、LD機等のレベルワインダーレスリールへのマッチングを優先したバランスに仕上げています。
最近仕上がったこのプロトはもちろん試投も十二分に行ってキャストに関しては理想的な性能に仕上がっています。
しかしファイト性能はどうか?
ターゲットは現在大型が回遊して来ているシイラ。
当日もいい群れに当たり、メーターまでの型が乱舞!
高水温を好むこの魚は人間がダレるこの時期が一番元気です。
掛けた途端に高速で横に走り、何度も何度も高くジャンプを繰り返します。
しかも、ドン深の磯際にはデカいサメがウヨウヨ。
ドラグなんか出そうものならせっかく掛けた魚もルアーごとサヨナラです。
ドラグはガチガチ。
走ろうがジャンプしようがゴリ巻きの瞬殺。
もちろん11XHでシイラ相手に不安などあろう筈もありません。
シイラはもちろん楽しい相手ですが、この竿でわたしが是非挑みたいのは大型のカンパチ!
近海青物御三家のブリ、ヒラマサ、カンパチの中では、恐らく最強の魚だと思います。
去年はこの時期に二代前のプロトで苦汁を舐めさせられています。
今年は完成前のプロトでリベンジしたい!
牛乳持って磯に通い、チャンスを待ちたいと思います。
皆様も熱さには十分気をつけ絶対に無理は避け、万全の備えで夏を楽しみましょう!
Kagoshima Japan
Mahi-mahi
Rod:BRIST 11XH proto
Angler:Noriyuki Kanmiya