こんにちは!Fishmanテスターの上宮です。
さて、今月11月中に、BRIST VENDAVAL89Mの今年4度目のデリバリーが開始されます。
到着を心待ちにされている方も多いと思います。
糸が沢山巻けるリールのご用意は整いましたでしょうか?
では、VENDAVALってどんな竿?
こちらFishman.comのトップに貼られている動画や画像でもおわかりなようにとんでもねー竿なのです。
メタル系の重めのルアーならば余裕で100ⅿぶっ飛ばす竿!、30キロクラスのアカメに勝った竿!!なのです。
そういうわたしの現在のメインロッドはもちろんVENDAVAL。
河口域でのコノシロパターンでランカーハンティングを楽しんでいます。
ただ、既にVENDAVALを入手にされた方もこれからの方も、一つだけVENDAVALを使用する上で注意をしていただきたいことがあります。
それはロッドのジョイント部分の緩みです。
ご存知の通り、VENDAVALは3ピースです。
仕舞寸法の短さからくる持ち運びのしやすさはもちろん、セクションごとの素材を細かく設定できることで、唯一無二のパフォーマンスを誇るVENDAVALもしっかりと継がれてこそ、その性能をフルに発揮します。
継が甘いとガイドの整列が乱れ、飛距離やアキュラシーの低下だけでなくガイドフット部分の過度なストレスを生み、最悪の場合ブランクスや継部の破損にも繋がります。
そこで、マメな継部のケアを必ず怠らないようにお願いします。
定期的にスピゴット部分にフェルールワックスやロウを塗ることでジョイント部分が緩まないように維持することが非常に大切です。
加えて、これも基本中の基本ですが、ジョイント部分を直接地面に接触させないことも重要です。
よく釣り場の駐車スペースで支度中のアングラーが、袋から出した竿を畳んだまま車に立てかけているのを目にします。
勿論竿は地面に接触するのでジョイント部分に砂や土が付着してしまいます。
それをもしそのまま継いでしまうと、ジョイント部分に砂が噛み込み、摩耗に繋がります。
小さなことの積み重ねがロッドの性能と寿命をスポイルしかねません。
ましてやVENDAVALのジョイント数は2Pの2倍なわけですから、そのリスクも2倍。
この点に関しては細心の注意を払っていただきたいのです。
VENDAVALのブランクスは大径で肉厚な設計です。
少々の強振程度での破損はまずない頑丈な竿です。
長く愛用していただくために、今回は取り扱いの注意点を書かせていただきました。
晩秋から冬にかけてのランカーシーズン、VENDAVALがみなさんにビッグワンをもたらすことを祈ってます!
Kagoshima Japan
Sea Bass
Rod :BRIST VENDAVAL89M
Angler :Noriyuki kanmiya