河口での釣りが多いこの時季、頼る竿はベンダバール

こんにちは、Fishmanテスターの上宮です!

宮崎遠征も一段落したようなしないような…まだ何となくムズムズする日を送っていますが、体調不良もあり最近はホーム河川にボチボチ通っています。
アングラーの姿はチラホラ、例年よりもかなり少ない様子です。
ホーム河川に関しては極力情報をシャットアウトしているので、釣況は全くわかりません。

近年、ベイトやターゲットの密度が下がりそう簡単ではなくなっているこの時季わけですので、確かな情報があれば魚探しの手間がいくつか省けるわけですが、わたしはそれに頼る事はよっぽどの事が無い限り、ありません。
釣り勘や状況を見極める目を養うためです。

ホームでの釣りは通えば通う程に見る必要も無い程の、良い意味での慣れを生みますが、ちょっとした意識の違いで鋭敏な感性を研ぎ澄ますための場にもなります。

夜とは言え、久し振りのホームは一見してこの時季のいつもの風景。
向かいに石油備蓄基地の人工島の常夜灯の灯りを見ながら、河口のシャローを導流堤からの浅瀬に沿って徐々に沖に歩を進めれば、予期しない小さな駆け上がりが…
見過ごしてしまいそうな変化ですが、ふと振り返ると、今来たルートに、あれ?あんな所に僅かに潮目が!

もう一度、来たルートを戻ります。
すると、潮目が見えていたあたりにやはり小さいながらも駆け上がりがある。
つまり、わたしはほんの小さな水深差ではありますが、チャンネルを越えたわけです。

こんな場所にチャンネルを作る流れって今まであったっけかなぁ?…
わけもわからずまた沖に歩を伸ばします。

例年、この時季に辛うじて魚と出逢わせてくれるポジションに到着。
ルアーをローテーションしていきます。
ただバイトが無いのはいいとして、思ったような流れが出ない。
釣れる雰囲気が皆無です。
この時点でさっきのチャンネルの意味にもう一度着目。
釣れる時合と潮位が、まさか変わったの?

次の夜出直しました、ひょっとして…と昨夜思ったタイミングに。
帰ってきた答えは、ベイトの気配と一枚のキビレのヒット。
翌日もまた同じタイミングに入水。
今度は小さいながらもシーバス!
コン!っと言うバイトに自然に身体が反応した直後、遠くの水面が弾ける音を聞いて心踊る思いでした!

年間のホーム河川の流れを、わたしは他の鱸釣師の誰よりもきっと熟知していますが、いまだに明日の釣りのアイデアや流れの読み方はホーム河川に教えてもらっています。

まさに、ホームリバーメイドなわたしです。

また、使い慣れた道具達の加勢も借りています。
河口での釣りが多いこの時季、頼る竿はベンダバール。
比較的小さなルアーの使用が占める、この時季ですが、ベンダはそれを平然とこなしてしまいます。
2OZを普通に扱える竿が!
全く頼れる竿です。
飛距離は合格!
でも、ライトルアーメインであれば正直、希望を満たさない部分もチラホラ。

来年は専用の竿に任せましょうか!
新作のクローラの83か92だな!
横浜で初めて握った新作の、ニンマリさせられる出来栄えが、実は今すぐにでも欲しい今日この頃です(笑)

Kagoshima Japan
Seabass , Bream
Rod:BRIST VENDAVAL 89M
Angler:Noriyuki Kanmiya

BRIST vendaval 8.9M製品ページはこちら