こんにちは、Fishmanテスターの上宮です!
『照りゴチ』なんて言葉がありますが鹿児島のマゴチの旬は、まさに今、春!
産卵前に、河口付近のシャローにグッドサイズのマゴチが大群で押し寄せ、ます。
と、書くと違和感を感じる方も多いでしょう。
「産卵?まだ先の話じゃねーのかよー!」との声が聞こえてきそうです。
『照りゴチ』の『照り』はカンカン照りの夏を意味するそうです。恐らく関東あたりから北になるとマゴチは夏の魚。
ところが、通年水温が20℃を超える鹿児島では、お腹に卵を抱いた個体が年中シャローでヒットします。
特に多いのが真冬の12月~初夏の6月。
ですから、わたしは12月からプリスポーンの個体を意識します。
驚く人も多いでしょうね。
そのシーズンが長~いマゴチフィッシングが、実はわたしは大好きです。
理由はその美味しさ!
今の時期のマゴチはまた格別に脂が乗り、美味いだけでなくパワフル!
時折バタバタと首を振り、おさまったかと思えば猛然と底走り。
シーバスみたいな派手さは無いものの、スリリングなファイトで楽しませてくれます。
メイン使用するルアーはトレイシー15g等のバイブ系。
テンポよくシャローを巻きマキして、その日の群れの位置を探ったり、地形を把握するのに重宝します。
グルグル… ゴン!の単純だけど気持ちいい釣りです。
今年セレクトしたロッドはVENDAVAL。
去年までのリプラウトからベンダに持ち替えた理由は、微妙なレンジとスピードコントロールのため。
ベンダのティップを上げたり下げたりちょっとシャクたり、なんとなく色々工夫して次々ヒットに持ち込みます。
やはり大型はボトムをゆっくりと流すように通すのが有効みたい…
いや、ホントはウブな子達だから、大して工夫しなくても簡単にヒットはするのですが(笑)
こんな感じで今は気楽に遊んでます。
え?カワヌベ(アカメ)?
もちろん今年もヌベりたいなとは思っていますが、それより惹かれるターゲットに今年はチャレンジしてみるつもりです。
そのターゲットとは、真鯛!
もちろんショアから。
これまたロッドはVENDAVALで挑んでみようと思っているので、続報をお楽しみに!
Kagoshima Japan
Flat head
Rod:BRIST VENDAVAL 8.9M
Angler:Noriyuki Kanmiya