皆さんこんにちは、テスターの柿本です。
フィッシングショー後半は新型コロナウイルスの影響で中止となってしまい非常に残念でした、、、。
新作トークショーも大阪までで終了の流れになってしまいましたので、ここでBeams inte6.4ULの特徴をいくつか解説したいと思います。
Fishmanがプロデュースするライトゲーム用ベイトロッド、ショートインテこと「Beams inte6.4UL」。
自分もテストに携わり、地元知多半島は当然のこと色々な地域で使用してきたこのロッド。
時にはこのシチュエーションで使う?という場面でもあえて使用してきたロッドが遂にリリースされました。
超汎用ベイトロッドでは全く無いことを先に断っておきます。
しかし、ロッドの特性さえ把握して使えば驚くほどの性能を発揮するロッドというのは強く主張しておきます。
☆キャストフィール☆
ショートインテは張りのあるブランクなのに、キャスト時にはしっかり曲がるのが特徴です。
1.5gのミノーのキャストでもティップはしっかりと入っております。
ティップが入るというのが重要で、ここに無駄に張りを持たせないことで全体で見ると張りがあるのにクセの無いキャストフィールを実現してます。
個人の感覚によって差の出るところですが、キャストしていて非常に気持ちのいいウェイトは1.2g~5gまでがラフに投げてもストレスフリーに投げられます。
1gを切ってくるとフィールドのコンディションに左右されるようになってくるというのが個人的な感想です。
表記ウェイトの上限いっぱいをキャストするときはベリーにしっかりとウェイトを乗せて、ベリーの張りで投げるイメージで投げると投げやすいと思います。
ちなみにラインセッティングは0.3号を50m巻いた状態で投げております。
☆ルアーアクション☆
ショートインテの張りのあるブランクは、ルアーをアクションさせる釣りを得意とします。
これからの時期のメバルなんかはミノーのトゥイッチングに反応の良くなってくる時期ですね。
特に秀逸なのはマイクロワインドと言われる三角形のジグヘッドを用いて左右にダートさせる釣り。
硬いだけのロッドだと意外とやりにくい釣りですが、ティップの真下でアクションさせるイメージで入力するとしなやかなティップが自動的にラインスラッグを出してくれるので、誰でも簡単に美しいダートアクションを引き出してくれます。
これからの時期どんどんマイクロワインドにも反応が良くなってくると思うのでぜひ試してみてください!
着水後はクラッチを戻さずに、ハーフテンションフォールがおすすめです。
ファーストフォールのアタリを逃さずそれでいてキャストした飛距離を最大限に活用出来るので、ショートロッドの弱点である飛距離低下を補ってくれます。
忘れず付け加えておきたいのが、張りとしなやかさの同居するブランクの恩恵でメバルでオールシーズン出番の多いドリフトの釣りも可能という点です。
アクションを重視した結果であるラインスラッグの処理能力と若干残した乗せ要素のお陰で、ドリフトの釣りにも多大な恩恵をもたらしております。
ジョインテッドクロー70を用いたナチュラルドリフトもしっかりこなしてくれます。
近距離でのピン撃ち性能、多彩なロッドアクションでショートレンジで無類の強さを発揮するBeams inte6.4UL
多様なロッドを使い分けてゲームを組み立てるライトゲームにぴったりの一本。
広範囲に探るスピニングと近距離ピン撃ちのショートベイトの使い分けは、ライトゲームのNewスタンダードになることでしょう。
ライトソルトはベイトオンリーという変態の方々も使い分けの妄想広がるロッドになってます。
でもショートロッドなんで飛距離は期待しないでくださいね(笑)
適材適所、ロッドの使い分けを駆使してショートインテの潜在能力を存分に引き出してみてください♪
Aich japan
mebaru Pearch
Rod:Beams inte6.4UL
Angler:Takeshi Kakimoto