年の瀬のご挨拶状

こんにちは!Fishmanフィールドテスターの上宮です。

さて、早いもので今年も残すところあと僅かとなりました。
思えば2018年と言う年は、わたしにとっては試練続きの年だったように思います。
本業に問題が頻発、何度かピンチを乗り越えました。

『思えば』と先に書いたのは、あらそう言えば!と、今になって振り返るとそう思える話です。
困難に遭遇しているその真っ最中にはそれを打破する事に夢中で、きっと良くなるもっと楽になると言う思いだけで乗り切りました。

もし、仕事以外に問題を抱えていたらどうなっただろう…自分にそれを許容できるキャパがあるだろうか?
そう想いを巡らせると、いつも家族の笑顔が目頭に浮かぶのです。
家族のサポート無くして今の平安は無かっただろうと思います。

今年は、自由な時間が取れる日には極力家族と一緒に過ごす事を選びました。
それが自分の活力にもなりました。
そんな訳で、今年のわたしの釣行ペースは恐ろしく鈍く、過去にこんな年は無かったように思います。
それでも全く悔いは無く、むしろ少なかった釣行の一日一日が思い出されて感慨深くもあります。

最近でも極めて印象深い釣りをしました。
大分のFishmanテスターである梶原君とのメバル釣りです。
「上宮がライトゲームだと!?」と驚かれる方も多いでしょう。
仰る通り、日頃のわたしは全くライトゲームはやりませんが、食わず嫌いとはこの事ですね!
Beamsinte7.9ULでの繊細なゲームを最高に楽しみました。

さて、来年はどんな年になりますか…。
インテを使ってライトゲームが増えるのは間違い無いでしょうが、いよいよ発売されるBRISTVAJRADANA11XHを手に、磯を駆け回る事が多くなるでしょう!

わたしがどんなに困難な状況にあっても、毎日のように水辺でテストにテストを重ねた竿です。
大型の青物をターゲットにしたビッグプラグ専用ロッドと言う、かなり特殊なコンセプト。
不思議な事ですが、わたしが仕事でトラブルを抱えた時こそ、この竿のプロトの問題点が明確になる事が多くありました。
問題を抱えた時に更なる問題を抱えないようにと言う意識が、竿の方にもいい意味で向けられたのだと思います。
よし、ブランクはこれで完成!と思ってから2回やり直しましたから(笑)
結果、満足出来るものが出来ました!

そんなアレコレを思い出しながら年の瀬を過ごしております。

皆様の一年は如何だったでしょうか?
今年も大変お世話になりました。
また来年お目にかかりましょう。
それでは良いお年を!

Kagoshima Japan
End of year greetings

Angler:Noriyuki Kanmiya