いつもお世話になっている下関の『ドリーマーズ・ハイ』早野船長から「オフショアマガジンの取材があるんだけど一緒に行かない?」とお誘い頂き急遽、大分県は蓮華さんでベイジギングへ行ってきたAUX久池井です。
事前情報では水深は60~90mで、ターゲットはワラサに真鯛。
取材のコンセプトにつきタイラバはナシで、ジグ縛りとのことで、ワクワクしながら準備。
ロッド選択
初場所につき迷うところですが、持って行ったロッドは3本。
青物のアベレージがそんなでも無さそうなので、基本ライトなロッドを抑えつつ、激しくジャークする釣りが必要ならMXHに任せるチョイス。
個人的にはガンガンシャクって食わすより、巻きやスローな誘いでタイミングを狙って食わすのが好きなのもあり、2020年久池井の半径200mで猛威を振るったロッド達になります。
釣行START!
出港して10分。
フィールドは岸から2~300メートルなのに、水深いきなり70mとかなりのドン深。
これが別府湾のポテンシャル!
『ショアからマリノ106でジグを遠投してもめっちゃ楽しめそう!』なんて思いつつ。釣行スタート。
開始早々、北九州発のスロー系ジグタイラーで、フワフワ底からスローに誘うとガツンとHIT!
集魚力のあるジグはハマるとエサと化しますね。
その後も色々試したものの、巻きはあまり反応が良くなく、スローなアクションが好調。
アベレージは大きくないですが、3kg前後のワラサがコンスタントに釣れ続けてくれる楽しい状況。
楽しくハマる BeamsLOWER7.3L
一応全てのロッドで魚は獲れましたが、一番楽しくハマってくれたのはやっぱりBeams LOWER7.3L
フィッシュマンロッドの中でも1、2を争う軽い操作感に加え、しなやかで長めのレングスを使ってスローに魚を誘う際のラインテンションの管理がとてもしやすい、夏からヘビロテ中の1本になります。
今回の動画は特によく撮れたHITシーンのみを集めたものですが、一番気持ち良かったのは3つ目ロングフォールアクションでのHIT!
長めのレングスをフルに使ってジグを大きくしゃくり上げ、狙ってフォールさせる最中に止まるライン…からの、スラッグ回収してバッチリ決まったフッキング!
釣れる魚が大きくなくても、誘って誘って狙ったタイミングで掛けると、もうたまりませんよね。
今回のリール
組み合わせたリールは夏のSLJでも酷使したDAIWA HRF PEスペシャル
ライトなロッドにライトなリール、ラインの組み合わせにて、スピニングタックルを扱っているかのような繊細な使用感で、1日飽きることなく楽しめました。
ファイトにおいても、大きめに設定されたリールのドラグ音と、長めのロッドがバットまでしっかり曲がりながらも、ノされることなくタメを聞かせてファイトできるので視覚的にも聴覚的にも大興奮。
妖刀 LOWER
「さらにデカイのを掛けるとどうなるだろう?」と、抜身の妖刀を思わせる危険な魅力を放つLOWER。
朝から夕方までの予定でしたが、釣れすぎて全員納得の昼あがりという、珍しくも嬉しい終わり方に大満足!
1日通してスローなアクションが好調で、3キロ前後の丸々太ったワラサがコンスタントに釣れる、楽しい釣行になりました。
今回の釣行は2月末発売のオフショアマガジンに掲載されるそうなので、気になる方は是非チェックしてみて下さい。
【タックルデータ】
ロッド:Beams LOWER 7.3L(フィッシュマン)
リール:HRF PE スペシャル 8.1L-TW(ダイワ)
ライン:ピットブル4 #1.2号(シマノ)
リーダー:グランドマックスFX #5(シーガー)
ルアー:タイラー80g、100g(ガイドサービスセブン)
フィールド:大分県別府湾
遊漁船:蓮華
魚種:ワラサ
アングラー:久池井 明