マダイ、根魚、ヒラメ 、青物、シーバスなんでも釣れるのに、誰でも簡単にできるメタルジグの動かし方をご紹介!
出来れば誰にも教えたくない、絶対文章にしたくなかったネタなんですが、12月から宮崎へオオニベ遠征に通い続け未だノーフィッシュ(泣)。
書くネタがなくて背に腹は変えられない福岡AUXの久池井です。
このアクションは『ターゲットが何か分からない時』や『なんでもいいからとりあえず1本欲しい時』などにも重宝しています。
まずは文章でアクションを説明しますと、キャストしてフリー又はテンションフォールで着底後、
①マダイや根魚、フラットフィッシュを狙うイメージで等速で数回巻く。
②ジグが底を切り、中層まで浮いて来たら青物を狙うイメージで軽く数回シャクってジグをジャークさせた後、
③追いかけて来た魚に喰わせの間を与えるイメージで数回巻く。
①~③までを1セットとして任意の水深まで繰り返し、回収もしくはフォールさせ着底後①~③を繰り返す。
要約すれば巻きとシャクリ、リトリーブとジャークを繰り返すシンプルなアクション。
狙うターゲットや水深、ボトムの状況によって巻き・シャクリの回数、速さやセット数を変えるとより効果的なんですが、絶対に”ハズせないコツ”はシャクリの後に必ず”巻き”を入れること。
喰ってくるのはリトリーブからのジャークを終えて、再びリトリーブに入った瞬間。
もしくはジャーク後のリトリーブ中に最もアタリが多いです。
アクションの中でアタリがくるタイミングが比較的予想しやすいので、アタリに対する集中力を持続させやすいのもポイント。
あくまでイメージですが、魚の気持ちとしてはフォール~リトリーブで『おっ、弱って動きの遅いエサ発見!』ジャークで『ヤバイ、気づかれた。逃してなるものか!』その後のリトリーブで『隙あり!』と、捕食スイッチが入って、襲ってくるのではないかと考えています。
今一つピンとこない方もおられると思いますので、動画を一緒に見ていただけると、より分かりやすいかと思います。
日頃の行いが極悪で”シーバス釣れない呪い”にかかっているにもかかわらず、誕生日に起こった確変で遭遇した1キャスト1フィッシュの3連続HIT!
全て狙い通りのタイミングでアタリを出せましたので、おそらく一年分のシーバス運を使い果たしました(笑)。
最後にロッドについてですが、このアクションにおけるジャークは”ジグをガンガン動かす”というよりも、ジグの動きに”変化や揺らぎ”を付けるのが目的です。
1ピッチジャークと違い、投げるジグの重さが推奨キャストウェイトを外さなければFishmanロッドに限らず、大体どんなロッドでもあまり深く考えずにできるアクションですので、興味がある方は是非お手持ちのロッドでもお試し下さい。
私個人としてはメタルジグを『投げた時の圧倒的な気持ち良さ』や『ファイト時の絶対的な安心感』から、オフショアならBeams CRAWLA6.6L+やBRIST5.10シリーズ、ショアならBRIST MARINO8.0Mや10.6MH、VENDAVAL8.9Mを使うことが多いです。
ショア ・オフショアを問わず、ただ巻きよりも様々な種類の魚が狙え、1ピッチジャークをひたすら繰り返すよりも格段に疲れにくいこのアクション。
体力や集中力に不安がある方。
女性や未成年の方はもちろん、粘りに粘って”やっとの思いで出したアタリ”を拾えずに悔しい思いをしたことがある方にもオススメ致します。
Fukuoka Japan
Seabass
Rod:Beams CRAWLA6.6L+
Angler:Akira Kuchii